自動運転コンピューター IZAC(アイザック)
概要
IZAC(アイザック)とは、自動運転用のソフトウェアプラットフォームです。
IZAC(アイザック)を搭載したコンピューター(PC)へセンサーを接続し、認識させることで、IZACの制御コンポーネントを通じて判断を行い、制御することであらゆる機械をコントロールすることが可能です。IZACを通じて、機械を動かすために必要な、認知・判断・操作のすべてを行えます。
また、IZACは自動車を公道で自動運転させるために特化したミドルウェア及び開発環境として一から設計され開発されました。ZMPがこれまで行ってきた自動運転の実証実験のプラットフォームとして採用され実績を積んでいます。
社内での適用例として、自動運転車両・建機・バス・宅配ロボットと様々なプロジェクトで横断的に活用されております。
図 自動運転制御ソフトウェアプラットフォーム適用例
自動運転開発プラットフォームRoboCarシリーズでは自動運転アルゴリズムの実行環境として搭載され、公道実証実験パッケージとして提供いたします。
また、自動運転ソフトウェア開発者向けには、IZAC開発環境として提供します。
IZACは、あらゆる機械の自動化を支援する制御ソフトウェア&コンピューターです。
特徴
自動運転技術開発者向け車載コンピューターでハードウェア・ソフトウェアの両方を兼ね備えたシステムを実現
特徴
① 自動運転に必要なリアルタイム性を容易に実現可能
・リアルタイム性を考慮したアーキテクチャ
・シンプルで堅牢なタスクの並列実行
・タスク間協調の仕組みをミドルウェアとして提供
② 既存コンポーネントを利用しアプリケーション開発が可能。また独自のコンポーネントをユーザーが実装可能
・スクリプトを記述するだけで既存コンポーネントを組み合わせたアプリケーションを記述可能
・ビルド環境と、タスク監視、モニタ、ロギングなど、ユーザーコンポーネント開発のための仕組みを提供
③自動運転アルゴリズムをコンポーネント提供
・センシング(周囲環境認識)/制御/ 軌道生成/推定アルゴリズムなどコンポーネントを提供
採用事例
下記に、IZACを使った一部プロジェクトのご紹介をいたします。