RakuRo™(ラクロ)月額1万円~シェアサービス受注開始
-低速モビリティ版CASEの「RakuRo™(ラクロ)」が
マンション、介護福祉施設などの移動の課題を解決-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、自動走行する一人乗りロボ「RakuRo™(ラクロ)」の活用により、パーソナルモビリティシェアサービスとして、マンションや介護福祉施設において一個人の所有ではなく複数人で共有するサービスの実現にむけて、モビリティとシステムの両面から支援して参ります。
ZMPは自動車の世界でキーワードとなっている『CASE』(Connected Autonomous Share Electric)を、歩く程度の速度で走行する低速モビリティロボットで実現し、観光地や介護福祉施設、空港、遊園地等での課題解決をしていくとともに、移動がラクに楽しくなる社会の実現を目指してまいります。
■高齢化社会における「移動」の社会課題とシェアリングの浸透
現在の日本では、超高齢化社会を目の前に控え、高齢者の「移動」が社会問題になっています。
地方だけでなく、都市近郊のニュータウンや団地とったエリアにおいても高齢化による免許返納に伴う日々の生活に必要な移動手段の確保は、タクシードライバーの不足、公共交通機関の廃線が顕著に進む中、喫緊の課題となってきております。
一方で免許返納をした高齢者の身近な移動手段として普及してきたシニアカー運転時の誤操作による事故やヒヤリハットも大きな課題として報告がされています。※1
※1)ハンドル形電動車椅子を使用中の事故(消費者庁):https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_009/
■RakuRo™(ラクロ)とROBO-HI®(ロボハイ)によるシェアリングサービスイメージ
そういった背景の中、ZMPでは高齢化の進む団地や昨今建築が進む高齢者向けマンションのような住居施設、そして介護福祉施設において、一人乗りロボRakuRo™(ラクロ)およびクラウドとスマートフォンアプリのROBO-HI®(ロボハイ)の組み合わせによる個人の所有ではないシェアリングパーソナルモビリティサービスを実現します。
(1) マンションや施設に、居住者の共有設備としてRakuRoTMを設置し、居住者が頻繁に活用する行先を事前に登録(スーパー、役所、病院、公園など)
(2) 居住者用のスマートフォンアプリによる利用予約や利用者確認の機能を提供
(3) 利用時はRakuRoTM設置場所から行先を指定するだけであとは自動走行
(4) ROBO-HI®でRakuRoTM設置タブレットや利用者のスマートフォンへ近隣店舗の情報などを提供
シェアリングRakuRo™(ラクロ)の利用イメージ(予約~認証~利用
RakuRo™(ラクロ)のシェアサービスの全体像
■RakuRo™(ラクロ)のシェアリングサービスによるメリット
RakuRo™(ラクロ)をシェアリングサービスとして活用することで以下のようなメリットが挙げられます。
① 自動走行用マップ内で定義された安全に走行できるルートを事前に設定しておき、利用者が行先を指定するだけで自動走行するため、利用者の誤操作による事故を防止することができます。
② RakuRo™はリースで月額10万円~(初期費用別途)として提供いたしますが、施設などで複数人のシェアリングとすることで、各利用者の負担額は小さく抑えることができます。例えば10人で1台をシェアリングすれば1人あたり1万円~となり、自動車を所有する維持費と比較しても負担を軽く押さえながら、日々の近隣での移動手段を確保することができると想定されます。
③ 遠隔監視システムにより常にRakuRo™やその周辺をモニタリングでき、利用者は必要に応じてオペレーターとの会話により安心して移動することができます。
■RakuRo™(ラクロ)とは ※仕様は予告なく変更となる可能性があります。
RakuRo™(ラクロ)は長さ118.8cm×幅66.4cm×高さ120.0cm/110kg/最高速度6km/hで、電動車いす製品として分類されます。周囲の人に対して笑顔と声によるコミュニケーションを取りながら、自律走行により目的地まで安心で確実な移動を行うことができる最新のモビリティ製品です。福祉施設や空港、さらには商業施設や観光地などにおいて、移動に不自由を抱える方へ新しく楽しい移動の形を提供します。
製品ページ:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/rakuro
動画:公道走行(丸の内)の様子:https://youtu.be/6pXae1m648I
空港ターミナル内の活用イメージ:https://youtu.be/jK-0j8gWqjQ
■価格
月額10万円 (税別) ~(本体年リースの価格)
-事業者様向け価格となり、買取も提供します。また価格は今後予告なく変更となる可能性があります。
-その他、自動走行用マップの作成や現地セットアップ等の初期費用、および保守費用、管理システム利用料などが別途必要となります。
【プレスリリース記事】
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