屋内外で走行可能な自動走行ロボットプラットフォーム 「RoboCarⓇ 1/4」 予約販売開始
-ロボット配送システム検証など、すぐに使える自動走行ロボットをご提供-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は本日、屋内外で走行可能な自動走行プラットフォーム「RoboCar® 1/4」の提供を開始致します。
RoboCar 1/4 ロボット本体イメージ
RoboCar 1/4全体イメージ
コロナ禍における非接触サービス・無人化のニーズの高まりにより、様々なシーンでロボット活用が進んでいます。特に、公道を走行する自動配送ロボットについては規制緩和が進み、物流のラストワンマイルの非接触サービスとして実用化が見え始め、多くの企業が参入を始めています。
本製品は、屋内外を走行可能なロボットRoboCar 1/4と、自動運転ソフトウエア開発環境(IZAC® SDK)から構成されます。
ロボットは、全長80cm×全幅65cmと小型で、上部には自動開閉可能なロッカーを搭載しています。最高時速6kmで走行し、5cmの段差、8°のスロープの走行ができる高い走破性を有します。
IZAC SDKには、マップ作成などの自動走行に必要な基本的な機能が全て標準機能に含まれているため、ご利用ユーザーは簡単な事前作業のみでロボットをA地点からB地点へ自動走行させる事が可能となり、ロボットを活用した様々なシステム開発へご利用頂けます。また、IZAC SDKにはシミュレーション環境も含まれており、実際にロボットを自動走行させる前に、仮想空間上で走行や挙動をシミュレーションすることで、効率よくシステム開発を進める事が可能です。
価格は900万円(税別)で本日より予約販売を開始、今夏より出荷開始予定です。
【自動走行ロボットプラットフォーム「RoboCar 1/4」 製品ページ】https://www.zmp.co.jp/products/robocar/robocar-14
【RoboCar 1/4を利用した自動走行までの流れ】
① 自動走行したいエリアのマップ作成(本ロボットを手動で走行させてマップを取得)
② ①で取得したマップ上でのルート設定(A地点からB地点)
③ 自動走行開始を指示
【用途例】
・ロボットを用いた自動配送システムの開発
・ITサービスと連携した自動走行ロボットによるシステムの開発
・環境、顔・人認識システムを搭載した移動ロボットの研究・開発
・5G通信での遠隔監視・操作が可能な移動ロボットによるシステムの開発
・クラウドと連携した複数ロボット協調制御によるシステムの開発
【主な仕様】※仕様は予告なく変更となる可能性があります。
ロボット本体 (RoboCar 1/4) |
寸法/重量 |
全長80.0cm×全幅65.4cm×全高108.9cm/約110kg |
速度 |
最大6km/h |
|
搭載センサー |
3D-LiDAR、2D-LiDAR(×2)、ステレオカメラ、単眼カメラ(×4)、全方向マイク、加速度、ジャイロ 等 |
|
汎用ボックス |
(内寸)長さ30cm×幅50cm×高さ20cm(自動開閉可能) |
|
駆動方式 |
前輪操舵、後輪駆動(独立二輪) |
|
通信 |
4G/LTE |
|
充電/稼働時間 |
1時間充電/4時間稼働 (利用環境・頻度等により異なる) |
|
ソフトウェア 開発環境 (IZAC SDK) |
対応環境 |
ZMP IZAC |
主なAPI |
地図作成、自動走行、地図情報、障害物回避、センサー情報、ロボット情報 等 |
|
ツール |
シナリオ開発環境(ZMP Z-RAPH)、ビジュアライゼーション環境(ZMP RoboViz)、シミュレーション環境(ZMP RoboSim) |
|
オプション |
ロボットの「目」 |
高輝度LEDパネル |
通信モジュール |
SIMの搭載が可能 |
|
クラウド連携 |
クラウドサービスROBO-HIによるロボットの管理・操作が可能 |
【価格】
自動走行ロボットプラットフォーム「RoboCar 1/4」 : 900万円(税別)
(ロボット本体+ソフトウェア開発環境(SDK)ライセンス(1年間))
ソフトウェア開発環境(IZAC SDK)ライセンス(2年目以降):月額9万円(税別)/台
※本製品は、2021年夏頃出荷開始予定です。
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます