ZMP World 2024 第二の創業の地 小石川本社にて

今年のZMP World 2024は第16回目となります。ひとえにみなさまのご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。
これまではイベント会場や昨年はお茶の水女子大学で実施するなど色々と企画をしてきましたが、今年は初の本社ビルでの開催となります。その理由は、当日ご参加いただいた方にお話ししたいと思います。

2020年の新型コロナウィルスの感染拡大をきっかけに、ロボタウンプロジェクトを立ち上げ、全国へ推進してまいりました。ロボット単体で考えるのではなく、人の暮らしを中心にロボットインフラによって、既存のインフラが楽しく便利になるように再構築することを目指し事業を推進してきました。
現在ZMPはその核となるマルチロボOS「ROBO-HI®(ロボハイ®)」をスマートシティ、スマートエアポート、スマートホスピタルの三分野に社会実装をコミットしております。

スマートシティは、2020年より東京都中央区で歩行速モビリティ ラクロ®のシェアリングサービスを実施し、兵庫県姫路市ではウォーカブル協議会が立ち上がり様々な企業と連携してラクロや配送ロボット デリロ®、警備ロボット パトロ®による一般向けにサービス実証してきました。愛知県名古屋市や東京都港区や新宿区、長崎県などロボットサービスを提供する取り組みを行ってきました。
エンターテインメントの一例としまして、初日の8月29日(木)にRoboVillage構想(博報堂、NTTコミュニケーションズ、FTX、ZMP)を発表します。

スマートエアポートは、2018年より丸紅株式会社と合弁会社AiRO株式会社を設立して空港での自動化を推進しています。詳しくは8月29日の発表でご説明します。

ZMPはこれまで通りロボットを開発していきますが、私は自社ロボットだけでなく、あらゆるロボットの普及を支援する役割に力を入れていこうと考えています。そのためにはロボットが活躍するインフラ基盤、ROBO-HIを普及促進することが先決です。また、ROBO-HIはロボットがつなげるだけでなく、エレベータやセキュリティドア、空調や照明、火災報知器や監視カメラなど防災防犯システムなど広くIoT機器と接続しています。

最終日8月30日(金)の発表では、警備ロボットPATOROに搭載されたパン・チルト・ズーム機能を持った防犯カメラをロボットと共に遠隔操縦をしたり、身近なアップルウォッチのバイタルセンサの一つである心電計との連携によりロボットが“おせっかいを焼く”未来の世界を描いてみますので、宜しければご笑納ください。

さらに、豊和工業株式会社と共同開発を進めている自動運転清掃車両EVロボスイーパーの最新状況の発表や、“ロボット社会はどこまで実現できたのか”(経済産業省、ロボットフレンドリー施設推進機構、戸田建設)、“ロボット導入コンサルティング案件のリアル”(戸田建設)などロボットインフラの最新動向の講演がありますので、ロボット導入をご検討されているディベロッパー、ビルや施設管理会社、ロボットメーカや販売代理店、マルチロボOSに商材として関心があるIT企業やSIerのみなさまのビジネスにご参考になるかと存じます。

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

最後に、ご協賛いただきます企業様に心から御礼を申し上げます。

株式会社ZMP 代表取締役社長 谷口 恒
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