無人フォークリフトCarriRo® Fork販売開始
-簡単操作・リーズナブルにパレット搬送を完全無人化。12月より出荷開始-
-11月5-6日で品川での全国導入説明会で連携デモの初披露-
無人フォークリフト CarriRo® Fork
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、2016年より物流支援ロボットCarriRo®シリーズを販売し、これまで物流倉庫や物流センター、工場、ホテルやホームセンターなど、幅広い現場へ導入しながら自動化・効率化を推進して参りました。この度、物流支援ロボットCarriRo®に新しい製品ラインナップとして、自動運転技術を活用した無人フォークリフトCarriRo® Forkを加え、販売を開始いたします。
物流倉庫や工場において、荷役作業の人手不足が喫緊の課題となる中、特にフォークリフトによる荷物や部品の棚への出し入れ作業およびそれらを運搬する作業は、技能講習や十分な実務経験が必要なことからその人員確保は難しくなってきております。またフォークリフトは人が直接作業するエリアで協働するケースも多く、熟練者であっても事故が少なくないという課題があります。
そこで、ZMPでは自動でフォークリフトによる荷役作業を実現することにより、特別なスキルを有する作業者がいなくてもフォークリフトを簡単かつ安全に、そして効率よく運用できる無人フォークリフトCarriRo® Forkの提供を開始いたします。CarriRo® Forkは、簡単なセットアップで作業エリアの事前マッピングから運用開始まで数日で実現できることが特徴です。周辺の障害物を監視しながら、進行方向周囲の障害物に反応して停止、障害物が取り除かれたら自動再スタートするなどの機能を有します。
CarriRo® Forkは、以下の流れで導入できます。
① 活用を検討されているエリア環境と業務にどのように適用するか詳細の確認
② 運用に必要となるインフラ設備の準備
③ マッピング作業と業務シナリオのセットアップ
④ 操作レクチャー
最大600キロのパレット搬送が可能なCarriRo® AD+(パレット積載タイプ)とCarriRo® Forkを協働させることで、無人フォークリフトを複数台導入することに対して、大幅に導入コストを抑えてパレット搬送の無人化を実現します。
CarriRo® AD+とCarriRo® Forkとの連携イメージ
CarriRo® Forkは、2019年内に出荷を開始します。
ZMPは自動運転タクシーや自動運転バスなどの自律移動技術開発、そして物流支援ロボットCarriRo®シリーズ開発の知見を基に、今後もCarriRo® Forkの機能や製品ラインナップの拡充をしてまいります。
CarriRo® Fork は11月5、6日に品川で開催されるCarriRoの全国導入説明会で展示され、CarriRo® AD+(パレット積載タイプ)とのパレット搬送の無人化ソリューションの連携デモも行います。
【全国導入説明会(東京エリア)開催概要】
開催日:2019年11月5日(火)~6日(水)
各回開催時間: ①9:30~ ②11:30~ ③14:00~ ④16:00~
開催場所:品川シーサイド駅付近倉庫予定(※会場調整中の為、改めてお知らせいたします。)
参加申込ページ:https://www.zmp.co.jp/event/carriro/intro-session
【CarriRo® Fork製品ページ】
https://www.zmp.co.jp/carriro/carriro-fork
【CarriRo® Fork基本仕様】
本体寸法 | 全長1950×全幅800×全高1915(mm) |
フォークリフトタイプ | ウォーキータイプ |
可搬重量 | 1000kg~1600kg |
最高速度 | 無積載時5.4km/h, 積載時3.6km/h |
移動精度/停止精度 | ±10mm/±10mm |
車両重量 | 1000 kg |
安全機能 | レーザー検知、赤外線センサー検知、バンパセンサー他 |
【CarriRo® Fork価格情報】
5年リース料金(本体価格):月額28.2万円(税抜)~
※買取も提供します。また価格は今後予告なく変更となる可能性があります。
【物流支援ロボットCarriRo®】
物流支援ロボットCarriRo®は、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。現在販売開始から累計140 ユーザー以上の導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDF(日本語)
プレスリリースPDF(英語)