自動走行ロボットサービス開発キット「IZAC® SDK」予約販売開始
-ロボット配送サービス構築支援 宅配・フードデリバリー・ゼネコン
・不動産デベロッパー・IT企業などへ提供-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は本日、ロボット配送サービスの事業化を目指す、宅配・フードデリバリー・ゼネコン・不動産デベロッパー・IT企業などを対象に、自動走行ロボットサービス開発キット「IZAC® SDK」の予約販売を開始致します。
コロナ禍における非接触サービス・無人化のニーズの高まりにより、様々なシーンでロボット活用が進んでいます。特に、公道を走行する自動配送ロボットについては規制緩和が進み、物流のラストワンマイルの非接触サービスとして実用化が見え始め、多くの企業が参入を始めています。
自動走行ロボット本体
本製品は、屋内外を走行可能なロボット本体とロボットを動かすためのソフトウェア開発環境(SDK)から構成されます。ロボットは、全長80cm×全幅65cmと小型で、上部には自動開閉可能なロッカーを搭載しています。最高時速6kmで走行し、5cmの段差、8°のスロープの走行ができる高い走破性を有します。SDKには、ZMP独自の自動運転コンピューティング「IZAC」をコアとした、自動走行ソフトウェア統合開発環境「ZMP RoboSuite」を搭載。ロボットを自動走行させるために必要となる機能をAPIとして提供します。「IZAC SDK」を用いることで、ロボットをA地点からB地点へ自動走行させる、目標物に追従走行をさせる、といったアプリケーションの開発が可能となり、ロボットを活用した様々なサービスの開発へご利用頂けます。
IZAC SDKイメージ
価格は900万円(税別)で本日より予約販売を開始、今夏より出荷開始予定です。
なお、本「IZAC SDK」を用いた自動走行ロボットの公道でのサービス実証実験実施に向けた各省庁との連携などのコンサルティングも行います。詳しくはお問い合わせください。
【自動走行ロボットサービス開発キット「IZAC SDK」 製品ページ】https://www.zmp.co.jp/products/izac/sdk
【用途例】
・ロボットを用いた自動配送サービスの開発
・ITサービスと連携した自動走行ロボットによるサービスの開発
・環境、顔・人認識システムを搭載した移動ロボットの開発
・5G通信での遠隔監視・操作が可能な移動ロボットによるサービスの開発
・クラウドと連携した複数ロボット協調制御によるサービスの開発
など
【IZAC SDK 主な仕様】※仕様は予告なく変更となる可能性があります。
ロボット本体
寸法/重量 |
全長80.0cm×全幅65.4cm×全高108.9cm/約110kg |
速度 |
最大6km/h |
搭載センサー |
3D-LiDAR、2D-LiDAR(×2)、ステレオカメラ、単眼カメラ(×4)、全方向マイク、加速度、ジャイロ 等 |
汎用ボックス |
(内寸)長さ30cm×幅50cm×高さ20cm(自動開閉可能) |
駆動方式 |
前輪操舵、後輪駆動(独立二輪) |
通信 |
4G/LTE |
充電/稼働時間 |
1時間充電/4時間稼働 (利用環境・頻度等により異なる) |
ソフトウェア開発環境(SDK)
対応環境 |
ROS、ZMP IZAC |
主なAPI |
自動走行、地図情報、障害物回避、センサー情報、ロボット情報 等 |
ツール |
シナリオ開発環境(ZMP Z-RAPH)、ビジュアライゼーション環境(ZMP RoboViz)、シミュレーション環境(ZMP RoboSim) |
オプション
ロボットの「目」 |
高輝度LEDパネル |
通信モジュール |
SIMの搭載が可能 |
クラウド連携 |
クラウドサービスROBO-HIによるロボットの管理・操作が可能 |
【価格】
自動走行ロボットサービス開発キット「IZAC SDK」:900万円(税別)
(ロボット本体+ソフトウェア開発環境(SDK)ライセンス(1年間))
ソフトウェア開発環境(SDK)ライセンス(2年目以降) :月額9万円(税別)/台
マップ作成 :お問い合わせください
実証実験コンサルティングサービス :お問い合わせください
※本製品は、2021年夏頃出荷開始予定です。
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます
【高画質画像】
自動走行ロボット本体