ロボットによる物流DXを推進するパートナーネットワーク 「CarriRo Connecting Partners」始動!
―大手6社からスタート、倉庫工場内自動化のトータルソリューションを提案―
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、物流向けのソリューションを共同で提供するパートナー企業と物流DXネットワーク「CarriRo Connecting Partners」を始動します。
(Webリンク:https://www.zmp.co.jp/carriro/connecting-partners)
ZMPは、物流ロボットCarriRoシリーズとして、物流支援ロボット「CarriRo」、無人フォークリフト「CarriRo Fork」、そして無人牽引車「CarriRo Tractor」と、ロボット技術や自動運転技術を応用して様々な製品群を開発・販売し、既に国内外で200社以上の企業に導入されています。また、これら製品はすべて、全体可視化、及び複数台自動制御のためのクラウドプラットフォーム「ROBO-HI®」とつながり、倉庫や工場内の様々なシステムや設備機器と汎用的なインターフェイスで接続できるようになっております。このような二ーズは今後物流業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により、ますます大きくなると考えられます。
そこで、今回このニーズに応え、倉庫工場内のあらゆるシステム・設備機器と繋がり、物流DXを推進する企業ネットワーク「CarriRo Connecting Partners」を以下6社の企業とともに始動します。
このネットワークを活用することで、CarriRoが接続可能な様々なソリューションの提供が可能になるとともに、ネットワーク企業間での結びつきを強化することで、ソリューションの付加価値の最大化を追求します。
さらに、今後は順次参加企業を増やしネットワークを拡大し、2021年内には100社程度の参加企業を目指します。
【CarriRo Connecting Partners参画企業】
株式会社サトー
株式会社シーイーシー
凸版印刷株式会社
日本ファイリング株式会社
プラスオートメーション株式会社
株式会社NSP
(2021年2月現在)
<WCS(ロボット制御)連携>
プラスオートメーション株式会社
(概要)
+Aが提供する庫内実行システム「WES(Warehouse Execution System)」と融合し、幅広い業務において自動化を実現。
<WMS(倉庫管理システム)連携>
株式会社NSP
(概要)
WMSの保有情報をRobo-Hi APIにて連携し、CarriRoの状況(位置・状態)をもとに物流効率の良い走行を指示する物流ソリューションに取り組んでいます。
<工場内システム連携>
凸版印刷株式会社
(概要)
製造DXソリューション「NAVINECT(ナビネクト)」による在庫ロケーション管理と連動した無人搬送(省力化)を実現します。
<ピッキングシステム連携>
株式会社サトー
(概要)
最短経路ナビゲーションシステムとCarriRoを組み合わせることで、ピッキング業務の効率化を実現します。
日本ファイリング株式会社
(概要)
CarriRoとデジタルピッキングシステム(以下DPS)を連携するCarriRo DPSは、ピッキング作業と自動搬送を融合して、大幅な省人化と作業精度の向上に貢献します。
<バース管理システム連携>
株式会社シーイーシー
(概要)
LogiPull®のトラックの入出庫情報とCarriRoをシームレスに連携させ、人手を介さず入荷・入庫から庫内搬送作業を自動化し、出荷に至る物流現場の効率化を実現します。
【物流支援ロボットCarriRoについて】
物流支援ロボットCarriRoは、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。現在販売開始から累計約200ユーザーの導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。
製品Web URL: https://www.zmp.co.jp/carriro/
【プレスリリース記事】
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CarriRo Connecting Partners