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物産ロジスティクスソリューションズ株式会社
物産ロジスティクスソリューションズ株式会社様について
ビジネス面での課題
CarriRoが選ばれた理由
レイアウト外観図CarriRoの活用方法
導入後の効果
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物産ロジスティクスソリューションズ株式会社
複数のキャリロを追従させることで、以前の台車よりも搬送量を高めることに繋がり、
トータルの搬送距離も短縮でき生産性も上がることを期待しております。
経営企画部 今井様
01
物産ロジスティクスソリューションズ株式会社様について
当社は1987年に設立されました。主な事業は、北海道から九州までの全国ネットワークを活かし、コンビニエンスストアへの商品の安定供給を行っております。複数の温度帯に対応した全国幹線物流と域内の共同配送物流センターを運営し、原材料や製品を生産者から消費者へ、高品質な一貫物流サービスと安全・安心をお客様に提供しております。
02
ビジネス面での課題
当社は全国各地で物流センターを運営しておりますが、多くの物流センターで人材の確保と定着が課題となっております。物流センターで取り扱う商品の中には重量物も多く、特に女性や高齢の方には肉体的に辛い作業も多くなります。
大規模な物流センターでは重量物を搬送する距離も長く、作業者が重量物を載せた台車を押しながら、倉庫内を往復し歩き回らなければならないというような状況があります。
そのため、人が入ってきても定着せず、立地の面でもアクセスが良い物流センターばかりではないので、人材を募集しても人が集まらないということが課題となっております。
そこで、作業者の作業負担を減らすと同時に、一人当たりの生産性を向上させて物流センターを運営できるように労働環境を改善し、人材を定着させることが急務となっております。
03
CarriRoが選ばれた理由
当社はイノベーションへの取組みを重要課題として掲げており、キャリロをテスト的に導入させていただき、センター庫内の改善に繋げることを目標としました。特に、作業者の作業負荷を軽減させて人材が定着しやすい環境を作ること、一人あたりの生産性を高めることを最重視しました。
キャリロは庫内作業の負担軽減や省人化に繋がる機能を有しており、最大の魅力を感じた点になります。また、AGV 等の検討を行うなかでキャリロの導入を決めました。
導入の決め手としては、作業負担軽減はもちろんですが、
都度変わる搬送導線にも対応できるという
点と
導入へのハードルの低さ
でした。
当社センターは一度の搬送で複数の商品を運び、搬送する導線はその都度変わります。床にテープを施すタイプの搬送機では搬送導線の変更には対応が出来ませんが、キャリロは人に追従していくため複雑な搬送導線への対応も出来ると考えました。
また、操作方法の容易さも導入を決めた理由の一つです。導入した後、継続して現場の作業者に使うためには操作の容易さも大事なポイントでしたが、
キャリロは操作方法が簡単であったので、操作に慣れるまでの時間も少なくて済みました
。
04
レイアウト外観図
CarriRoの活用方法
現場責任者と連携しながら、カルガモモードを使用した搬送用途としての活用を検証中になります。
台車の牽引搬送を実現出来れば、作業者の負担軽減や商品の倒壊防止に寄与する見込みがあります。
【当社チルドセンター概観図】
05
導入後の効果
2016年8月にキャリロを5台導入しました。現場責任者と連携し、現在使用している台車と比較しながら、効果検証を継続して実施しております。これまでの検証の結果、キャリロのカルガモモードを使用することで、現在使用している台車を牽引し搬送用途として用いる事で効果が期待できることがわかりました。センターの実運用との兼ね合いを調査しながら、検討を進めていきたいと思います。
期待できる効果としては、カルガモモードでキャリロを使用することで作業者は台車を押して歩く作業がなくなり、フリーハンドで搬送が出来るようになることです。
そうすることで、作業負荷の軽減という当初の目的は達成できるようになります。
生産性の面でいうと、複数のキャリロを追従させることで、以前の台車よりも搬送量を高めることに繋がり、トータルの搬送距離も短縮でき生産性も上がる事を期待しております。
06
今後の展開
現在、物流センターの庫内作業者の意見を聞きながらデモンストレーションを実施し、使用方法について意見交換を行っております。
特にキャリロのカルガモモードを利用し、他の台車を牽引搬送する使用を検討しております。牽引機能については、他の物流センターでも興味があり、牽引機能に特化したキャリロの運用を展開していく計画を進めております。
また、その他の業務にも活用できる可能性はある為、現場の作業者とともにトライしていく予定です。
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