住商グローバル・ロジスティクス株式会社

 1.
会社紹介

住商グローバル・ロジスティクス株式会社は、輸出入代行、輸送ルート構築、国際輸送、調達3PL、ロジスティクスセンター運営など、国内外を問わず生産地と目的地をシームレスに結ぶフルラインのロジスティクスサービスを提供しています。住友商事グループの物流部門として「信用力」「情報力」を活かし、海外に展開するグループ会社を含む世界各国の物流拠点とのネットワークを駆使しながら、顧客ニーズを踏まえた高品質なロジスティクスサービスを実現しています。

2.
CarriRoご導入前のビジネス上の課題

当社は、国内で通販物流センターを運営しており、荷主様からのご指示に基づき、購入者様へ商品をお届けする為の一連の物流業務を行っています。荷主様の成長に伴って取扱量が増えるにつれ、各作業に費やす時間も年々増加していきました。また、深刻な人手不足により、労働力の確保が難しくなってきています。そのような背景から、作業を効率化し、一人当たりの作業生産性を向上させることが課題となっていました。

3.
CarriRoをご導入された理由

作業の効率化を図る為、まず初めにピッキングエリアから仕分けエリアへの商品搬送に焦点を当て、改善を進めることにしました。ベルトコンベアの導入も検討しましたが、レイアウトの制約やコストの観点から導入は難しく、AGVが適しているという結論に至りました。
CarriRoを採用した理由は、既存の現場環境をほとんど変更する必要がないという、導入のしやすさにありました。CarriRoで自律移動搬送を行うには、大がかりな設定は不要で、ランドマークを床に貼り付けるだけですぐに開始できます。また、柔軟性があり、操作が簡単という点も特徴です。可変ランドマークを活用すれば、複雑な自律移動パターンも可能になるので、現場環境が変わっても対応できます。レバーとダイヤルを使用した操作は直感的でわかりやすく、走行モードの切り替えもスムーズに行えます。実際に使用する作業者が、一度の説明で理解し、すぐに扱えるようになるというのは、現場では重要なことであり、この点においてもCarriRoは優れていると言えます。

4.
CarriRoご導入後の効果 

今回CarriRoを導入した物流センターでは、作業工程の中に、商品を棚からピッキングし、コンテナボックスに格納していく工程と、コンテナボックスが一定量になったら、それを次の工程に引き渡す搬送工程とが存在しています。このうち搬送工程は、毎日延べ何十回と行われ、その都度作業者が歩いて行っていました。これをCarriRoに置き換えることにより、作業時間が大幅に削減できた為、作業者一人当たりの生産性を向上させることに成功しました。

5.
今後の展開

現在のCarriRoの使い方は、2つのエリア間を往来するだけのシンプルなものですが、可変ランドマークを活用することで、3つのエリアを往来させる等、さらに効率化を進めることを検討しています。また、現在はCarriRoの機能のうち、自律走行モードのみを使用していますが、今後は追従モードなどの他機能も活用していき、新たな現場改善にもトライしていく予定です。

6.
構内レイアウト概観図 

7. 
動画

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