ROBO-HIを活用した連携機能紹介
ROBO-HIを活用することで以下の機能をお使いいただけます。
1.運用状態の可視化(リアルタイム稼働管理と生産性レポート)
リアルタイム稼働管理と生産性レポートの二つからなっております。リアルタイム稼働管理では、リアルタイムで各CarriRoの位置情報、走行ステータス、バッテリ残量などが把握できるようになっており、CarriRoが人から離れた場所にいたとしても、直ぐに状況が把握でき、対策がとれるようになります。また生産性レポートでは、稼働時間、走行距離、などの情報を日次、週次、月次などの区分でデータとして集計することができ、各CarriRoの稼働率の把握から費用対効果の計算まで管理することが可能となります。
2.複数台同時制御
倉庫や工場の中でCarriRoを同時に複数台使用する場合に、相互に一定のルールに基づいて走行させることや、特定の場所にCarriRoを呼び出すような使い方をすることが可能となります。これにより、円滑な相互の協調動作や、人の動きと合わせたインタラクティブな動作を行うことが出来るようになり、より生産性の向上に貢献します。
3.すれ違い制御機能
十字路などCarriRoの走行が交差するエリアにおいて、複数のCarriRoが同時にそのエリアに入ってきたときに、ROBO-HIが運行状態を整理し、各CarriRoに走行や一時停止の指示を与えることによって、円滑に相互のすれ違いを実現する機能となります。
4.呼び出し制御機能
倉庫内でのピッキング時の台車補充や、工場の生産ラインにおいての部材供給など、台車を必要な場所とタイミングで配車する必要がある場合に、タブレットを用いて呼び出し地点を押すことで、CarriRoを自動で配車する機能となります。ROBO-HIが待機中のCarriRoを判断し、場合によっては予約処理も行い、適時に指定された場所にCarriRoを走行させます。
【新機能!!】
5.外部連携API
外部のシステム(WMS や WCS など)や外部機器(PLC、他社 AGV、無人フォークリフト)などと連携することによって、人がCarriRoを都度操作する必要のない、全自動の搬送フローを構築することが可能となります。また、このAPIを通じてリアルタイムでの自動ルート変更を行うことができ、CarriRoの活用シーンを大幅に拡大することに成功しました。更なる省人化とともに非接触での業務の構築も実現いたします。
【新機能!!】
6. 遠隔操作機能
これまでCarriRoは近距離無線通信を使ってタブレットから作業者が都度遠隔で操作を行う機能は有しておりましたが、ROBO-HIを介してクラウドで繋がることによって、どのPCやタブレットからも複数台のCarriRoを遠隔で操作することが可能になり、接続にかかる手間や距離の制限を受けずに操作ができます。