- 代表メッセージ -

 ZMP World 2023 ~ ロボタウンお茶大 ~
共催イベントを通して

みなさん、今年のZMP World 2023は、2019年以来のオンサイトでリアルな開催となります。15回目を迎えることができましたのも、みなさまのご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。
2020年の新型コロナウィルスの感染拡大をきっかけに、社会を改めて観察しロボタウンプロジェクトを立ち上げ、推進してきました。ロボット単体で考えるのではなく、人の暮らしを中心にロボットインフラによって、既存のインフラが楽しく便利になるように再構築することを目指してきました。

2020年10月より、東京都中央区の住民向けに歩行速モビリティ ラクロ®のシェアリングサービスをスタートさせ、兵庫県姫路市ではウォーカブル協議会が立ち上がり様々な企業と連携してラクロ®や配送ロボット デリロ®、警備ロボット パトロ®による一般向けサービスを実証してきました。
愛知県名古屋市ではNTTグループ、東京都港区の高輪ゲートウェイ、目黒などではKDDIグループとJR東日本、とZMPのロボットにとどまらず、あらゆるメーカのロボットがクラウド型ロボット管理プラットフォームのROBO-HIでつながり、様々なシステムと連携して最適なサービスを提供する取り組みを行ってきました。

このオープンイノベーションを更に発展させるべく、新たな取り組みとして、国立大学法人お茶の水女子大学とのコラボレーションによる共催形式として開催することと致しました。お茶の水女子大学は、来年4月に共創工学部開設に向け設置申請をされており、工学系女性リーダーの育成を生み出す大きな源となることが期待されています。

ロボタウンは、技術的には工学による街づくりではありますが、大切なのは人が必要とするコンセプト設計です。 ZMPは、共に未来の環境、社会、文化を創るお茶の水女子大学 共創工学部の理念に深く共感し、みなさまと共に、持続可能な社会のイノベーションの推進に必要不可欠なロボット&サービスを、今回の共催イベントを通じて探求していきたいと考えています。

経営のSDGs、DXやスマートシティ事業、新規事業に関心を持たれる方など、本プロジェクトのご参加を歓迎いたします。
その他、キャンパスでは自動運転の新型車両(EVバスや未公開車両)、AGVや自動フォークリフトなどの物流ロボットによるソリューションを発表いたします。生産性向上や新商材の発掘などにお役に立てれば幸いです。

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
最後に、ご協賛いただきます企業様に心から御礼を申し上げます。

株式会社ZMP 代表取締役社長 谷口 恒
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