昨今、自動車業界ではCASEという言葉がキーワードとして注目され、Connected(コネクティッド)、Autonomous(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)といった「CASE」と呼ばれる新しい領域で技術革新が進んでいます。
ここでは、Autonomous(自動化)についてトヨタ自動車の取り組みを紹介します。
トヨタ自動車では、2017年9月にトヨタの自動運転への取り組みービジョン、戦略、開発(自動運転白書)を発表し、同社における自動運転技術等の開発進捗状況を公表しています。
2017年9月27日発表のプレスリリース
(https://global.toyota/jp/detail/18782117/)
トヨタ自動車の最優先事項の一つとして、安全に貢献することを上げています。実際に、自動車の事故の90%以上がドライバーによるエラーともいわれており自動運転技術を通じてより安全で安心して利用できるクルマづくりを目指しています。
自動運転の開発においては、トヨタ自動車独自の自動運転の考え方として、クルマとドライバーがパートナーとして協力し合うことで、より安全性を高めるあうMobility Teammate Concept(モビリティ・チームメイト・コンセプト)という概念をベースとしています。
ドライバーが自分で運転したい時には安全に楽しく運転ができるように、クルマがドライバーの代わりに周辺の交通状況を把握・判断したり、クルマがドライバーの注意を必要とせず自律的に移動するという機能を状況に応じて使い分けることで、よりクルマとドライバーが意思疎通できるようなクルマが作られるようになると思います。
(出展:トヨタ自動車 プレスルーム https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/20508200.html)
(出展:トヨタ自動車 プレスルーム https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/28713215.html)
(出展: TRI-AD Our Technology https://www.tri-ad.global/highway-teammate)
なお、ZMPでも、2020年自動タクシーの実用化を目指し、自動運転車の開発に取り組んでいます。2018年8月には世界初の自動タクシーの営業走行実証実験を実施し、サービス実用化に向けて開発に取り組んでいます。
ZMPでは、モビリティとサービスを組み合わせたMaaS(Mobility as a Service)に自動運転を活用したいサービス事業者等へ、サービス開発や検証にむけた自動運転システムを「自動運転プラットフォーム」として提供しています。
乗用車のみに関わらずあらゆる移動体を自動化に積極的に取り組んでおります。サービス事業者の創造する自動運転サービスを実現するため、これまで開発してきた自動運転にかかるシステムを、MaaSの商業化を目指す事業者へ「自動運転プラットフォーム」としてご提供しています。
詳細は下記ページをご覧いただければと思います。
https://www.zmp.co.jp/product/maas-customize
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