2台(または3台以上)のカメラで同一の3次元物体を観測した際に得られるカメラ画像から3次元物体の位置や距離などを三角測量に基づいて復元する計測手法である[1].単に三角測量と呼ばれることもあるが,ステレオビジョンはカメラの幾何学的なモデル化,カメラ画像への画像処理および三角測量までの一連の処理を含めた呼び名である.また,カメラを視覚における「眼」に例えて2台のカメラを用いた場合を2眼視(2眼ステレオ視)と呼び,3台のカメラを用いた場合を3眼視(3眼ステレオ視)と呼ぶことがある.
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