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無人宅配ロボット「デリロ」都心部モデル地区での活用

無人宅配ロボットの実用化にむけて、高層マンション群エリアをモデル地区としたユースケースを紹介しています。

宅配事業者、スーパー、コンビニ、ドラッグストア等各事業者の協力を得て実用化に直結するサービス検証が行えるケースです。
政府と規制緩和等の調整を慎重かつ迅速に行いながら、無人宅配ロボットの実用化にむけた実証実験実施を想定しています。

背景

昨今では新型コロナウィルスの感染防止策として自宅での待機を余儀なくされている中で、都心部ではスーパーへの買い物頻度の抑制などが打ち出されています。

そのためにスーパーでは非常に混雑する時間帯が増えるなど、日常の生活に大変な不便さをきたしています。さらに自宅待機措置が解除された後も、店舗など人の密集するところへ行くリスクの不安感が残るなど、感染症に対する対応は社会課題として取り組む必要があると考えられます。

かねてより宅配に関する労働力不足は社会課題となっておりますが、感染症拡大への対策として購買活動を非対面化し「三密」を解消する方法としても無人宅配ロボットが活躍が期待されるケースです。

無人宅配ロボットDeliRo(デリロ)の活用イメージ

都心部モデル地区での活用イメージ

都心部モデル地区での活用イメージとして、高層マンション群のある居住エリアでの活用を1つのケースとしています。
高層マンション群モデルエリアイメージ
海外における無人宅配ロボットの先行事例としてイギリスのミルトン・キーンズ地区取り組みがありますが、
本ケースにおいては3つのポイントがあげられます。

 ①歩行者専用の私有地で繋がったエリアであり、かつ都心で高層マンション群であり人口の高集積エリアであること
 ②本エリアでは、小売店や宅配事業者が各所に私有地で繋がり配置されていること
 ③規制緩和にて、一部の公道を加えること

上記のポイントを踏まえ、より広範囲で発展的な、実用化に向けたビジネスモデルの検証を加速することができると考えています。

また、こうした高層マンションエリアはより便利な暮らしの実現を目指した新しいテクノロジーやサービスを受け入れやすい土壌もあり、社会実装の実験には適したエリアと考えています。

自動宅配ソリューションサービス システムイメージ

ZMPでは宅配ロボットサービスを実現するために、ロボットをインターネットの接続しZMPのクラウドシステムROBO-HI® Station(ロボハイステーション)で複数ロボットを遠隔で監視や非常時の制御を集中管理できる仕組みを提供します。
DeliRo(デリロ)×ROBO-HI(ロボハイ) Stationとの連携イメージ
ROBO-HI Stationを介して、ロボットのステータス把握や機能診断、予約やスケジュールの管理、決済やQRコード発行・照合を行う機能を有します。

これにより、地域におけるロボット配送の安心を通じた社会システムの実現と新たな雇用創出による経済の活性化にもつながると考えています。

サービス導入に向けた相談について

ZMPのオフィスのある小石川エリアにおいては実機のご確認も可能です。

低速自動運転ロボットシリーズについて

無人自動運転ロボットサービス LIFE ROBOT BROTHERSは、は自動運転技術開発で培った自律移動技術を応用して、無人低速自動運転ロボットを開発。物流のラストワンマイルの課題解消や、移動に不自由を抱える方の移動手段、安心して暮らせる街を目指した警備の無人化の実現を目指したロボットサービスを提供しています。

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