日の丸交通とZMP、自動走行タクシーの配車を見据えた 配車アプリ開発で協業を開始
日の丸交通とZMP、自動走行タクシーの配車を見据えた
配車アプリ開発で協業を開始
-ドライバー不足への対応と2020年東京五輪での訪日客の利便性向上を目指す -
日の丸交通株式会社(東京都文京区、代表取締役社長:富田 和孝、以下「日の丸交通」)と、株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下「ZMP」)は、ZMPが開発を進める自動運転技術と、日の丸交通のタクシー事業の知見を組み合わせ、2020年の東京五輪での自動走行タクシーの実現に向けて協業を開始致しました。
自動走行タクシーのイメージ
ZMPは、自動走行タクシーとドライバーによるタクシー両方の配車に対応した配車アプリを開発し、2020年の東京五輪での自動走行タクシーのサービス実現を目指します。本アプリはまずドライバーによるタクシーを対象として開発を進め、早期の稼働開始を目指します。両社は、ドライバー不足への対応に加え、より便利なタクシーサービスの実現により、利用者増加を目指し、タクシー業界全体の発展を目指してまいります。
タクシー業界では、ドライバーの人手不足が課題となっており、2020年の東京五輪に向けて訪日客の増加も見込まれ、利便性向上が望まれております。政府も2020年の東京五輪での自動走行タクシーの実現を推進しております。一方、高齢化が進む中、過疎地においても、交通弱者の移動手段として自動走行タクシーの実現が望まれております。
自動運転技術のレベルには、あらゆる領域での自動走行が可能なレベル5と、限定された領域での自動走行が可能なレベル4があります。レベル4の段階においては、限定された領域(地域、環境)での運用となるため、タクシーサービスのためには、ドライバーによるタクシーと自動走行タクシーの連携が必要となります。自動走行タクシーの走行に適した限定されたルートについては自動走行タクシーを導入し、利用者のサポートが必要なルートについてはドライバーによるタクシーを配車することにより、タクシー会社はサービス向上とコスト削減が可能となると考えております。
両社は、ZMPの自動運転技術の開発で培った技術と、日の丸交通のタクシー事業のノウハウを組み合わせ、利用者の利便性向上と、安全運転支援・営業支援を目指してまいります。本アプリは、日の丸交通をはじめ、他のタクシー会社へも、広く参加を呼び掛けてまいりたいと考えております。
【プレスリリース記事】