ポータブルロガーシステムを用いた 公道での走行データ計測サービス開始
ポータブルロガーシステムを用いた公道での走行データ計測サービス開始
-車両改造や加工なし。共用テスト車両やレンタカーを用いたベンチマークや各種データ計測を代行-
この度、株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、タブレットPCベースのロガーシステムを用いた公道での走行データ計測サービスを開始しました。
車両の性能評価やADAS技術開発において、ベンチマークなどのため同じセンサシステムで複数の車両のデータを短期間に計測したいというニーズを頂きます。対象車両として、社内の複数部署で使用している共用のテスト車両やレンタカーを用いることも多く、その場合、車両に配線や本格的な機材の取り付けが難しく、また、車両の利用時間に制約があるケースもあります。本サービスでは、持ち運びしやすいタブレットPCをデータロガーとして使用し、また、各センサへの給電もタブレットPCから行うため複雑な配線を行いません。センサは、最大400Gまで計測可能な6軸加速度&ジャイロセンサ、位置計測用GPSセンサを使用し、車両CAN情報取得にOBDIIコネクタを使用します。シンプルなシステムで計測のオペレーションを簡易化し、短期間で複数の車両比較データや走行パターンの計測が可能です。一般的な計測システムにおいては、電源の確保のために配線が必要となりますが、本システムでは計測用タブレットPCからセンサへ給電するため面倒な配線作業なしでの計測が可能となり、当社でのデータ計測実験においては、設置開始から5分以内に計測を開始し、計測期間短縮を実現しております。
本サービスは、共用のテスト車両やレンタカーなどを対象とした限られた期間やリソースでの車両のベンチマークテストや走行性能の評価などにご活用いただけます。
本サービスの価格は、5車種・各2日間の走行で、500万円(税別)~で、本日より受注を開始致します。
公道走行データ計測サービス「RoboTest®」
http://www.zmp.co.jp/products/robotest
【主な用途】
・共用のテスト車両やレンタカーを対象とした走行データ計測
・複数の車種を用いた性能比較評価
・簡易的な車両走行データ計測
【本サービスの計測システムの主な機能】
■シンプルな構成で短時間でセットアップ可能
■専用アプリにより簡単にデータをロギング
■車両挙動、走行位置、車両CAN情報が計測可能
(※取得可能なCAN情報、OBDII情報は車種により異なります。車両CANの解析は別途必要となります。)
【製品仕様】使用センサ
【価格】
計測用タブレットPCを用いた車両ベンチマークデータ計測 500万円(税別)~
(5車種・各2日間の走行 )
【関連製品】 IMU-Z Cube 多点計測ロガーパッケージ
小型6軸モーションセンサ「ZMP IMU-Z Cube」を標準で4つ搭載したパッケージ製品で、CANで送信される信号をTelemotive社製の高性能コンパクトロガーblue PiraT mini CANで計測をします。
製品紹介ページ
http://www.zmp.co.jp/products/imu-z-cube-logger
ZMP IMU-Z Cube 多点計測ロガーパッケージ 120万円(税別)
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。