【導入事例紹介】物流支援ロボットCarriRo® NECフィールディング 工程間物流(みずすまし)における 業務効率化へ導入
【導入事例紹介】 物流支援ロボットCarriRo®
NECフィールディング 工程間物流(みずすまし)における業務効率化へ導入
-「簡単操作」「既存環境を極力変えずに導入可能」が選定ポイント-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)が販売する物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)が、NECフィールディング株式会社の物流中核拠点での工程間物流(みずすまし)における業務効率化を目指し導入されました。この度、弊社ウェブサイトにて事例を公開いたしましたので、お知らせいたします。
CarriRo導入事例紹介 NECフィールディング株式会社
https://www.zmp.co.jp/carriro/detail_nec.html
NECフィールディングは、「お客さま現場に密着したお客さま基点の活動」により、ご要望にお答えするさまざまなサービスを提供し、ビジネスをサポートしています。また、近年ではアウトソーシングビジネスに注力しており、全国にサポート拠点がなく迅速な対応ができない、アフターサービスを営業担当が兼務しているため本来の営業活動に注力できないといった課題に対して、全国にあるサービス拠点網を活用することで、お客さまの課題解決や売り上げ拡大に貢献しています。
同社経営企画部マネージャー 深海氏は、CarriRo導入に際して、ビジネス面での課題を以下のようにコメントされています。
「今後想定される労働力不足へ対応し、更なる労働力確保に努めていく必要がありました。現在、全従業員における50代以上の占める割合が28.3%に対し、2026年には62.6%と50代以上の占める割合が急激に増加すると想定されています。
そのため、今の段階からしっかりと将来を見据え、アクションを起こしていく必要がありました。今回CarriRoを導入した物流中核拠点である川崎テクニカルセンターでは、今後の高齢化を見据えて、2005年からトヨタ生産方式を採用するなど、業務効率化と容易化を継続的に検討しており、更なる効率化施策を模索していました。」深海氏はCarriRo選定の理由として、「誰でも簡単に操作できる」「既存環境を極力変えずに導入できた」ことを挙げております。
同氏は、想定される効果見込みと今後の展開について、以下のようにコメントされています。
「川崎テクニカルセンターのみずすまし(工程間物流)運用の最適化を目指しています。
現状、一部エリアで導入しており、作業員の効率化を見込んでいます。具体的には、従来複数作業員で同時に異なるルートを周回していましたが、キャリロ導入により、一回で従来の最大3倍の荷量が運べるため、ルート統合が可能となり、JITを維持しつつも、最適な人員で運用が可能となることを想定しています。
現在、CarriRoを活用しているのは川崎テクニカルセンターの一部フロアのみですが、川崎テクニカルセンター全体でCarriRoによる運用を展開していく計画を進めています。またCarriRoとRFID等の技術を併せて活用することで、いつ・どこで・だれが・なにをといった入庫・出庫・在庫管理の見える化をすることで業務の効率化ができないか模索していきます。ゆくゆくは、完全自動倉庫型で人とロボットが効率よく働くことのできる倉庫を目指していきます。」
CarriRoについて
CarriRoはジョイスティックによる操作ができるドライブモード、およびビーコン(発信機)を自動追従するカルガモモードを有した台車型物流支援ロボットです。
充電式で最大150kgの荷物を8時間連続で運ぶことができ、倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送において利用されています。
[ウェブサイト] https://www.zmp.co.jp/carriro/
[動画] https://youtu.be/a1Tw9W7IDYE
【価格】
5年リース 月額28,000円(税別) / 1台
プレスリリース記事