【導入事例紹介】ステレオカメラRoboVision2 豊田工業大学 スマートビークル研究センター 夜間ステレオビジョンシステム開発へ活用
-7月18日 第10回ZMPフォーラムにて最新の研究取り組みを発表-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)が販売するステレオカメラRoboVision2が、豊田工業大学 スマートビークル研究センターにおいて、「夜間ステレオビジョンシステムの検討」のために導入され、カメラ画像を用いた認識技術開発に活用されております。この度、弊社ウェブサイトにて事例紹介を公開いたしましたので、お知らせいたします。
なお、7月18日より開催の第10回ZMPフォーラムにおいて、豊田工業大学 名誉教授 三田 誠一先生より、最新の研究成果についてご講演いただきます。
【RoboVision 活用事例紹介】豊田工業大学 スマートビークル研究センターhttp://www.zmp.co.jp/case/rv2_180620
夜間時における視差画像の計測結結果
豊田工業大学 スマートビークル研究センターでは、高齢者や運転初心者に安全で、さらに環境への負荷が少ない運転支援システムの研究開発を進めています。具体的には、コンピュータがテレビカメラ、レーザスキャナー、GPS (global positioning system) などのセンサから得られる情報をもとに、歩行者や車両、道路、白線などのさまざまな対象を検出し、複雑な走行環境を認識できる技術を開発しています。本研究開発において、RoboVision2は、カメラによる夜間の画像認識技術を開発するためのツールとして活用されております。
本センターでは、近年「走行環境変化にロバストなステレオ技術の検討」として、降雪、雨天、夜間、霧などの走行環境の変化に対して耐性のある認識システムの構築方法について研究を行っており、その最新状況を7月18日より開催いたします「第10回 ZMPフォーラム」において豊田工業大学 名誉教授 三田 誠一先生よりご講演いただきます。
同センターで活用いただいているRoboVision2は、自動車/部品メーカ、また、大学等研究機関におけるADAS・自動運転技術開発などにおいて幅広くご利用いただいています。「第10回 ZMPフォーラム」では、ハードウェア改良により距離精度が大幅に向上したRoboVision2s、ステレオカメラによる物体検出や車間距離計測用ソフトウェア、そして、ソニー製車載用高感度CMOSセンサIMX390を搭載し最大150m・水平100°の検出範囲の最新ステレオカメラRoboVision 3を出展いたします。
ZMPは今後も、ADAS・自動運転開発支援ツールやセンサ、サービスを通じて、自動運転技術の向上へ貢献して参ります。
RoboVision2 車両搭載
【第10回 ZMPフォーラム 開催概要】
ZMPフォーラム2018『自動運転の商業化で人とモノの移動を変える』
ZMPは、世の中の技術開発の加速に貢献したいとの想いで、2009年よりZMPフォーラムを毎年開催しております。第10回となる今回は、基調講演として理化学研究所革新知能統合研究センター長杉山将先生にご講演を頂き、その他、各分野の第一人者によるご講演・事例紹介、新製品の発表、ZMPスタッフによる技術紹介などを行います。
開催日時:
2018年7月18日(水) 10:00~18:00(18:30~ 懇親会)
2018年7月19日(木) 10:00~17:00(17:00~ 商品デモ&体験会)
2018年7月20日(金) 10:00~18:00
会場:ベルサール飯田橋 (東京都千代田区 飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル)
参加費:無料(懇親会は有料)
※三田先生の講演は、第1日目 7月18日(水) 16:30~となります。
【プログラム詳細】
プログラム詳細:http://www.zmp.co.jp/products/10th_forum
各日のプログラムについて公開しております。(※6月13日時点)
【RoboVision2sについて】
https://www.zmp.co.jp/products/robovision2s
【RoboVision3について】
https://www.zmp.co.jp/products/robovision3
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。