ステレオカメラ RoboVision2s 最新パッケージ販売開始
-最大30fpsで物体を検出。ソフトウェア開発環境付属-
-第10回ZMPフォーラムにて出展・デモ実施-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、最大30fpsで物体検出が可能なステレオカメラ 「ZMP RoboVision2s 物体検出パッケージ」の最新版の販売を開始します。
ステレオカメラRoboVision2s
物体検出結果(信号検出時)
ZMPでは研究開発用にステレオカメラRoboVisionシリーズを販売しております。物体検出パッケージでは、ステレオカメラの視差画像から算出した距離情報に加え、信号機や前方車両など検出したい対象物の大きさ(幅、高さ)と検出エリア(幅、奥行き、高さ)を指定した物体検出が行えます。本最新版では、従来の約3倍の30fpsでの検出が可能となりました。また、付属のソフトウェアでRoboVision2sの画像を保存するレコーダーも付属し、計測した画像をオフラインで解析、物体を検出するパラメーターの調整が行えます。
本ソフトウェアを活用することにより、車両走行中の周辺の対象物との位置関係や、物体検出で対象物の有無をスクリーニングし、画像認識などの処理をすべての画像領域を対象とするのではなく、物体の存在する画像領域を指定して行うことでより効率的な処理を行うことが可能です。
価格は、RoboVision 2s本体・処理用PC・物体検出ソフトウェアのセットで 180 万円(税別)、すでに RoboVision 2s をお持ちの方向けには物体検出ソフトウェアのみで 50 万円で7月末より出荷開始予定です。
なお、7月18日~20日に開催します「第10回ZMPフォーラム」に出展、デモンストレーションを行います。
【価格】
RoboVision2s 物体検出パッケージ 180万円(税別)
(RoboVision2s、物体検出オプション、PCのセット)
製品紹介 URL: https://www.zmp.co.jp/products/rv2-objectdetection
ステレオカメラ RoboVIsion2s について
RoboVision2sは従来のRoboVision2に対して、ハードウェアを改良し距離計測をした際の計測距離の値の変化のばらつきを低減し、スムーズな測距結果が取得可能なステレオカメラです。
製品紹介 URL: https://www.zmp.co.jp/products/robovision2s
【主な仕様】ステレオカメラRoboVision2s
カメラモジュール |
イメージセンサ |
ソニー製1/3型有効127万画素 CMOSイメージセンサ IMX224×2 |
解像度 |
1280×960ピクセル(30fps)、640×480ピクセル(120fps) |
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水平画角 |
45° |
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インタフェース |
USB3.0 |
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基線長 |
210mm |
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機能 |
同期、ひずみ補正、ステレオ平行化、ワイドダイナミックレンジ、など |
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ソフトウェア
開発環境(SDK) |
ライブラリ |
カメラI/F、視差画像生成 |
アプリケーション |
RAW出力、ひずみ補正結果出力、視差画像出力* |
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動作環境 |
Linux/Windows8.1 |
※製品イメージ、仕様は開発中のものであり、予告なく変更される場合があります。*解像度・フレームレートはPCのスペックに依存します。
【第10回 ZMPフォーラム 開催概要】
ZMPフォーラム2018『自動運転の商業化で人とモノの移動を変える』
ZMPは、世の中の技術開発の加速に貢献したいとの想いで、2009年よりZMPフォーラムを毎年開催しております。第10回となる今回は、基調講演として理化学研究所革新知能統合研究センター長杉山将先生にご講演を頂き、その他、各分野の第一人者によるご講演・事例紹介、新製品の発表、ZMPスタッフによる技術紹介などを行います。
開催日時:
2018年7月18日(水) 10:00~18:00(18:30~懇親会)
2018年7月19日(木) 10:00~17:00(17:00~商品デモ&体験会)
2018年7月20日(金) 10:00~18:00
会場:ベルサール飯田橋 (東京都千代田区 飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル)
参加費:無料(懇親会は有料)
【ZMPフォーラム プログラム詳細】
プログラム詳細:http://www.zmp.co.jp/products/10th_forum
各日のプログラムについて公開しております。(※6月13日時点)
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。