ZMPの物流支援ロボットCarriRo® 北海道の物流倉庫へ導入
-小売業の物流を担う北海道ロジサービス、カート牽引で省人化を実現-
株式会社 ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下 ZMP)が販売する物流支援ロボットCarriRoが、北海道ロジサービス株式会社の物流センター内において、省人化、作業者の運搬負担軽減を目指し導入されました。この度、弊社ウェブサイトにて事例を公開いたしましたので、お知らせいたします。
【CarriRo 導入事例紹介】北海道ロジサービス株式会社
事例URL:https://www.zmp.co.jp/carriro/detail_hokkaido-logi
北海道ロジサービス株式会社は、北海道全域を対象とした小売業に特化した物流会社として2012年に設立されました。
同社(執行役員専務)眞鍋様はビジネス上の課題として以下のようにコメントされています。「昨今の人材不足は、なによりも優先させなければいけない問題事項となっております。 人口比率は若くなるほど人口が減って逆三角形となっており、早急に何らかの対策を講じなければ、“人手不足倒産”の可能性があるとも言われており、限りのある労働人口よりも、最先端技術を早期に積極的に取り入れた労働環境の改善が急務となっております。」
延床面積が約1万7千坪の物流センターで、商品1個からの移動も発生する業務の中、作業者の移動距離はとても長距離に及び、その分作業時間も長くなるため、『省人化』『労働環境改善』を求めてキャリロの導入を決められました。
同社は2018年6月にキャリロを2台導入され、商品搬送用カートの牽引にて省人化、作業者の運搬負担軽減の目的で実験、検証をされました。導入後の検証により、カート連結に工夫を施すことで、1台のキャリロで牽引可能なカートを複数台にすることが可能と判断し、出荷能力、搬送時間、受入側の処理能力向上をみすえて更に4台を追加導入、合計6台での運用を進められています。
今後の展開について「自律移動が可能になれば無人でのセンター内物流の一端が担えると考えます。完全自動化へ向けて、着実に現場とともにチャレンジしていく予定です。」とコメントいただいております。
【物流支援ロボットCarriRoⓇ】
CarriRoはジョイスティックによる操作ができるドライブモードおよびビーコン(発信機)を自動追従するカルガモモードを有した台車型物流支援ロボットで、2016年8月より販売を開始している製品です。さらに今回、人の操縦なしに、搭載したカメラでランドマークを認識し自動で走行する自律移動モードが追加されました。
CarriRoの機能を活用することで、運搬の生産性を上げることを目的としています。CarriRo単体では、最大150kgの荷物を、CarriRoにオプションのけん引治具を取り付けることで約300kgの荷物を8時間連続で運ぶことができ、倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送に利用することでベルトコンベアやAGV(無人搬送車)を代替することも可能です。また作業負荷が大きく軽減されることにより、これまで重労働と見られていた運搬作業を女性や高齢者でも行えるようになるため、働き手の拡充、雇用の促進にも効果的です。
【製品Web URL】 https://www.zmp.co.jp/carriro/
【動画】https://youtu.be/aBSwF8SvfcU
【価格】CarriRo 2018年モデル(追従機能) 5年リース 月額28,000円(税別) / 1台
CarriRo 自律移動モデル 5年リース 月額52,000円(税別) / 1台
【プレスリリース記事】
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