物流支援ロボットCarriRo® EC倉庫向け棚オプションの受注開始
―日本ファイリングと共同開発、実物を国際物流総合展2018でデモ展示―
写真イメージ
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下 ZMP)は日本ファイリング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田嶋譲太郎、以下、「日本ファイリング」)と共同開発した、物流支援ロボットCarriRoに搭載する棚オプションの受注を開始しました。
物流支援ロボットCarriRoは、ZMPの自動運転技術を台車に応用して開発された製品で、搬送作業負荷を軽減し、省人化・効率化することを目的として、物流倉庫のピッキング作業や工場内の工程間搬送、または駅、空港、商業施設内などの館内物流で導入が広がっています。
昨今急速に拡大するネット通販の倉庫内で主にピッキングでCarriRoをご利用されるお客様から、積載効率の向上及び荷物の荷崩れ防止のためにCarriRoの荷台の上に棚を設置して欲しいというご意見を多くいただきました。
そこで、この度保管設備を製造・販売する日本ファイリングと共同でCarriRoの棚オプションを開発しました。棚オプションを設置したCarriRoをご利用いただくことで、搬送効率の向上及び荷崩れを心配することなく円滑なピッキング、搬送作業に貢献いたします。
なお、棚オプションは棚板の位置変更や高さの調整、落下防止バーや仕切板の設置など柔軟に対応いたします。
また、こちらの棚オプションは2018年9月11日(火)~14日(金)に東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2018」において、CarriRo自律移動モデルに設置された状態でのデモンストレーションをご覧いただくことが可能です。
【価格】
50,000円(税抜)/台
【棚オプション仕様】
棚のサイズ(外寸):間口800mm×奥行き474mm×高さ1,200mm
最大積載質量:100kg/台
フレーム構造:完全ボルトレス
段替えピッチ:30mm間隔で自在に変更可能
プション類:背クリンプ網、側クリンプ網、背板、側板、棚サイン各種、落下防止デバイサー、回転式落
下防止バー等豊富に取り揃えています。
【物流支援ロボットCarriRoⓇ(キャリロ)】
CarriRoはジョイスティックによる操作ができるドライブモードおよびビーコン(発信機)を自動追従するカルガモモードを有した台車型物流支援ロボットで、2016年8月より販売を開始している製品です。さらに今回、人の操縦なしに、搭載したカメラでランドマークを認識し自動で走行する自律移動モードが追加されました。
CarriRoの機能を活用することで、運搬の生産性を上げることを目的としています。CarriRo単体では、最大150kgの荷物を、CarriRoにオプションの牽引治具を取り付けることで約300kgの荷物を8時間連続で運ぶことができ、倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送に利用することでベルトコンベアやAGV(無人搬送車)を代替することも可能です。また作業負荷が大きく軽減されることにより、これまで重労働と見られていた運搬作業を女性や高齢者でも行えるようになるため、働き手の拡充、雇用の促進にも効果的です。
【国際物流総合展2018について】
http://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/
【製品紹介URL】
https://www.zmp.co.jp/carriro/
【動画】
https://youtu.be/ZvrE7N2pNVs
【価格】
CarriRo 2018モデル(追従機能):5年リース 月額28,000円(税別) / 1台
CarriRo自律移動モデル:5年リース 月額52,000円(税別) / 1台
【主な仕様】
・本体重量:55kg
・大きさ:幅600mm×奥行900mm×高さ200mm(ハンドル部900mm)
・最大積載荷重:150kg
・最大速度:6km/時間
・牽引力 250N(重量 300kg) ※路面状況や台車の状況による
・充電時間:2時間半
・稼働時間:8時間(稼働状況によって異なる可能性があります)
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。