物流支援ロボットCarriRo® AD(自律移動モデル) 2018年11月末より出荷開始
-年末繁忙期を乗り切るためのソリューションを月10万円からご提供-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下「ZMP」)は、物流支援ロボット「CarriRo®」(キャリロ)の新バージョン「自律移動モデル」をCarriRo® ADとして2018年11月末より出荷を開始します。
CarriRo® AD及びランドマーク
先頭を自律走行するCarriRo® ADの後をFDが追従する無人隊列走行
ZMPは自動運転技術を応用したCarriRo® Visual Tracking 方式(特許出願中)によりCarriRo®の自律走行を実現しました。CarriRo® ADは走行しながら路面に貼られたランドマークを識別し、自己位置及び走行指示情報を画像認識により取得します。それにより、人手を介在することなく安定したルート走行を行うことが可能になります。走行ルートを一般的なAGVのようにライン(線)で設定するのではなく、ランドマークというポイント(点)で設定することにより、ルート設定にかかる手間とコストを大幅に削減するとともに、ポイント毎の走行指示を幾通りも設定可能にすることによる柔軟性を確保しました。
ランドマークでの走行指示はタブレットを通じて変更することができ、あらかじめ走行ルートをパターンとして設定するだけで、都度走行ルートの変更ができます。その結果、使用場所のレイアウトや業務内容に応じた柔軟な運用が可能です。また従来より搭載されている追従機能もご利用可能で、搬送業務内容に応じて追従機能と自律移動機能を使い分けることによる更なる生産性の向上を図ることができます。
現行の2018年モデル(追従)はCarriRo® FDとして継続して販売いたします。先頭をCarriRo® ADに、後続をCarriRo® FDで追従機能を使うことにより、全体での機器導入費用を抑えつつ、無人での隊列搬送も可能となります。CarriRo® ADを1台、CarriRo® FDを2台にて導入される場合、エントリーパッケージとして通常であれば5年リースで月10.8万円のものを月10万円にて提供いたします。
CarriRo®「自律移動モデル」は以下の4つを特徴としています。
① ティーチング*不要で、短時間で走行ルートの設置が可能です。
② ランドマークで常に位置補正を行うことで、外部環境の変化に強く、安定して走行可能です。
③ ランドマークの設定はタブレットを通じて容易に変更することができ、柔軟なルート設定が 可能です。
④ 追従機能と併用することで、リーズナブルな価格での導入が可能です。
*ロボットに走行ルートを認識させるための作業
ランドマークの種類には、固定タイプと可変タイプの2種類があり、固定タイプは直進、右左折、Uターン、一時停止、等シンプルかつ分かりやすい表記で、手軽にご使用されたいお客様向けとなります。一方、可変タイプはアルファベットが表記され、そのアルファベットに対して、複数の走行指示情報をタブレットを通じてパターンとして認識させ、都度変更することが可能となるため、利用場所のレイアウトや業務内容に応じてより柔軟にご使用されたいお客様向けにご用意しております。
固定式ランドマーク表記(サンプル)
可変式ランドマーク表記(サンプル)
【製品Web URL】 https://www.zmp.co.jp/carriro/
【動画】https://youtu.be/i4-n3XUXr0w
【製品価格】
CarriRo® FD (2018年モデル(追従機能)):5年リース 月額28,000円(税別) / 1台
CarriRo® AD (自律移動モデル):5年リース 月額52,000円(税別) / 1台
エントリーパッケージ (CarriRo® AD1台、CarriRo® FD2台):5年リース 月額100,000円(税別)/ 3台
【主な仕様】
本体重量 |
55kg |
大きさ |
幅61cm×奥行91cm×高さ24cm ※ハンドル部96cm |
最大積載荷重 |
150kg |
最大速度 |
時速6km(ドライブ、追従モード) 時速3km(自律移動モード) |
牽引力 |
250N (300kg相当) ※路面状況や台車の状況によります。 |
充電時間 |
2時間半 |
稼働時間 |
8時間 ※稼働状況によって異なる可能性があります。 |
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【プレスリリース記事】
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