物流支援ロボット CarriRo®、 大型スーパー向け食品物流倉庫にて導入
-ローコストで物量波動に対応し、省人化できることが導入の決め手-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)が販売する物流支援ロボットCarriRo®(キャリロ)が、株式会社ウエダの物流倉庫内において、人手不足への対策としての働きやすい環境作りを目標に導入されました。さらに、牽引という活用方法にて従来の搬送量の2倍を実現されております。
この度、弊社ウェブサイトにて本事例を公開いたしましたので、お知らせいたします。
【CarriRoⓇ 導入事例紹介】株式会社ウエダ
事例URL:https://www.zmp.co.jp/carriro/detail_ueda.html
専用の牽引アタッチメントを使用している様子
株式会社ウエダは、1951年に油脂工場の作業請負から始まり、現在は倉庫内の仕分け作業やトラックの配送を行う総合物流企業として、食品物流を強みとして事業を展開されております。
昨今の人手不足には同社にとっても課題であり、自動化できる作業、使用する人時を減らせる作業がないかご検討された際に、CarriRoⓇを活用した搬送の効率化に取り組んでいかれることを決められました。導入の決め手としては、以下のようにコメントされています。「AGVの場合、莫大な投資がかかることもあり、二の足を踏んでいた。しかし、CarriRoⓇの場合、単体での稼働ができ、人との共存が可能な機械であることから、物量波動にも対応できることが強みであった。大きな設備を入れてしまうと、物流の変化に耐えられないリスクもあり、CarriRoⓇはローコストで導入できることが大きなメリットであった。」
導入を進められる中で、倉庫内にて動かしている無数の台車をCarriRoⓇで牽引して搬送する専用のアタッチメントの作成依頼をいただき、早速開発・ご提供致しました。この効果は大きく、ご活用が急激に広まったとのことです。
また同社(代表取締役社長)上田様は今後の展開について以下のようにコメントされています。「現在、CarriRoⓇを使用しているのは川崎営業所のみですが、川崎営業所での結果を受けて、他の物流センターでもCarriRoⓇによる運用を展開していく計画を進めております。また、今回のCarriRoⓇは追従型ですが、自律移動モデルも販売開始になったので、新たな活用方法も検討したいと考えております。」
【物流支援ロボットCarriRo®(キャリロ)】
CarriRo®はジョイスティックによる操作ができるドライブモードおよびビーコン(発信機)を自動追従するカルガモモード、及び自律移動機能を有した台車型物流支援ロボットです。CarriRo®の機能を活用することで、運搬の生産性を最大約3倍まで引き上げることが可能です。CarriRo®単体では、最大150kgの荷物を、CarriRo®にオプションの牽引治具を取り付けることで約300kgの荷物を8時間連続で運ぶことができ、倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送に利用することでベルトコンベアやAGV(無人搬送車)を代替することも可能です。また作業負荷が大きく軽減されることにより、これまで重労働と見られていた運搬作業を女性や高齢者でも行えるようになるため、働き手の拡充、雇用の促進にもお使い頂ける製品です。
【製品Web URL】https://www.zmp.co.jp/carriro/
【動画】https://youtu.be/i4-n3XUXr0w
【製品価格】
CarriRo® FD (2018年モデル(追従機能)):5年リース 月額28,000円(税別) / 1台
CarriRo® AD (自律移動モデル):5年リース 月額52,000円(税別) / 1台
エントリーパッケージ (CarriRo® AD1台、CarriRo® FD2台):5年リース 月額100,000円(税別)/ 3台
【主な仕様】
本体重量 |
55kg |
大きさ |
幅61cm×奥行91cm×高さ24cm ※ハンドル部96cm |
最大積載荷重 |
150kg |
最大速度 |
時速6km(ドライブ、追従モード) 時速3km(自律移動モード) |
牽引力 |
250N (300kg相当) ※路面状況や台車の状況によります。 |
充電時間 |
2時間半 |
稼働時間 |
8時間 ※稼働状況によって異なる可能性があります。 |
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【プレスリリース記事】
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