~ 空港の地上支援業務の省力化・自動化に向けた取り組み ~ 成田国際空港内初、制限区域内の自動走行実証実験を開始
鴻池運輸株式会社(本社:大阪市 中央区、代表取締役兼社長執行役員 鴻池 忠彦)と、株式会社ZMP(本社:東京都 文京区、代表取締役社長 谷口 恒)は、成田国際空港株式会社(本社:千葉県成田市、代表取締役社長 夏目 誠)が運営する成田国際空港制限区域内で、来る12月17日~19日の3日間、自動走行車両の実証実験を実施します。
当実験は、国土交通省航空局が本年6月26日から公募した「空港の制限区域内の自動走行に係る実証実験 実証実験実施者」に、鴻池運輸とZMPが共同で応募・選定され、成田国際空港株式会社の協力の下、準備を重ねてきたものです。
具体的には、KONOIKEグループの日本空港サービス株式会社(JASCO)の作業スタッフの空港内移動を、ZMPが提供する自動運転実験車両で実施し、空港制限区域内という一般道路と周辺状況や走行ルールが異なる環境下で、自動運転技術実装に向けた検証および課題の抽出を行います。成田国際空港株式会社は実証実験の場を提供するとともに、特に安全面での指導・支援を実施します。
年々増え続けるインバウンド需要の高まりなどにより、成田空港での航空機着回数も増加の一途をたどっています。国土交通省航空局および3社は、需要増の一方で、深刻化する空港の地上支援業務の労働力不足に対応するため、空港の制限区域内において、乗客・乗員の輸送を想定した自動走行車両の実証実験を促進しています。
今回の実験成果を踏まえ、実用化・導入などに向けた取り組みを進めてまいります。
<ご参考> 実験用車両イメージ
伸び続ける成田空港航空機発着回数(グラフ)
出典:成田国際空港株式会社 集計
■鴻池運輸株式会社の概要
商号 |
鴻池運輸株式会社 ※東証1部 |
代表者 |
代表取締役兼社長執行役員 鴻池 忠彦 |
大阪本社 |
大阪市中央区伏見町4-3-9 |
東京本社 |
東京都中央区銀座6-10-1 |
創業 |
1880(明治13)年5月 |
会社設立 |
1945(昭和20)年5月30日 |
資本金 |
1,710百万円(2018年3月31日現在) |
従業員数 |
約24,000名(連結) (2018年3月31日現在)※臨時雇用者数を含む |
売上高 |
276,761百万円(連結、18年3月期) |
営業利益 |
11,067百万円(連結、18年3月期) |
事業内容 |
生産工程サービス、一般物流サービス、国際物流サービス、医療関連サービス、 |
■成田国際空港株式会社の概要
商 号 |
成田国際空港株式会社 |
代表者 |
代表取締役社長 夏目 誠 |
本社 |
千葉県成田市成田国際空港内(成田市古込字古込1-1) |
会社設立 |
2004年(平成16年)4月1日 |
資本金 |
1,000億円 |
事業内容 |
成田国際空港の設置及び管理等 |
【プレスリリース記事】
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