宅配ロボットCarriRo® Deliのサービスに ブロックチェーン技術を活用
-セキュリティと信頼性の高いトレーサビリティを実現-
ブロックチェーン活用による配達サービス(イメージ)
配達ステータスの可視化例
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、宅配ロボット「CarriRo® Deli(キャリロデリ)」による無人配送サービスにおいて、ブロックチェーン技術を活用、デモンストレーションを行いました。
今回構築したシステムは、自律走行する宅配ロボットの配達サービスにおける、注文完了、商品積込完了、配送完了、受取完了、といった各ステップについて、その事実をブロックチェーンに順次記録し、ダッシュボードに可視化しました。強力な暗号化を行いブロックチェーンに記録してゆくことにより、記録内容の改変は不可能となります。荷物の配送が適切な状態でなされたかどうかを示すことにより、配達サービスにおける信頼性・透明性向上へ寄与すると考えております。本システムは、ZMP子会社のAIDELI社が開発しベータ版としてリリース、3月13日に、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにおいて宅配ロボットCarriRo® Deliでローソンの商品を無人で配送するサービス実証において使用し、デモンストレーションを行いました。
今後、より高度なトレーサビリティを実現すべく、配達時のボックス内の温度や振動といった配達状況に関するデータも取得しブロックチェーンに記録・保管することも検討してまいります。
ZMPは、宅配ロボットを活用した事業を検討する事業者様に向けに、店舗からお客様に配達を行うシステムを導入いただけるパッケージを提供し、日本初の宅配ロボットサービス実現に向けたパートナーを募集しており、ブロックチェーンを活用したシステムについても、合わせてパートナーへご提案をしてまいります。
宅配ロボットサービス事業化パートナー募集の詳細につきましては、下記をご覧ください。https://www.zmp.co.jp/products/carriro-delivery/service-partner
【宅配ロボット「CarriRoⓇ Deli(キャリロデリ)」について】
ZMPは、自動車の自動運転技術開発で培った自律移動技術を応用し、物流のラストワンマイルの課題解決や日々の買い物支援など、ロボットによる新たなライフスタイルの創造を目指して宅配ロボット「CarriRo® Deli」の開発を進めています。「CarriRo® Deli」は、カメラやレーザセンサで周囲環境を360度認識しながら最大時速6kmで自動走行します。また遠隔監視・遠隔操作も可能です。積載量は最大50kgに対応し、配送物や飲料など、多様な利用シーンや配送ニーズに対応していきます。
<注文から受け取りまでの流れ(イメージ)>
<CarriRoⓇ Deli(キャリロデリ)紹介ページ>
https://www.zmp.co.jp/products/carriro-delivery
【AIDELI株式会社】
http://www.aideli.jp/
本社: 東京都文京区
代表取締役社長: ハンサリ ギオーム
AIDELIは、ヒトとモノの移動の最適化を実現するソフトウェアの提供を目指し設立されました。ブロックチェーンなど最新のテクノロジーを活用し、自動タクシーや宅配ロボットなど社会を大きく変えるサービスの実現に貢献してまいります。
【プレスリリース記事】
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