昨夏の自動運転タクシー公道サービス実証が APEC「ESCIスマート・トランスポート」部門で紹介開始
-ITS(インテリジェント・トランスポート・システム)として、走行動画も同時配信中-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)が、日の丸交通株式会社(東京都文京区、代表取締役社長:富田 和孝、以下日の丸交通)と昨夏に実施した世界初の自動運転タクシー公道サービス実証(以下、本実証)が、今月3日より、APEC(アジア太平洋経済協力)のESCI(Energy Smart Communities Initiative*)により、全世界へ向けて、日本の事例として紹介されることとなりました。英語字幕付動画も同時に紹介配信中です。また同時に、2年に1度開催される第4回『ESCIベスト・プラクティス・アワード**』の候補にも選出されました。
昨年8月27日から9月8日まで、東京の都心部大手町と六本木を結ぶルートで実施した本実証は、自動運転タクシーとして世界初の営業走行という点に加え、日本の官民連携という点も、APECより注目頂きました。このアワードは、APECがアジア太平洋地域参加国21カ国のエネルギー効率化政策実施例の知識共有を促進するだけでなく、その取り組みが全世界でも認知されるよう2011年から2年ごとに発表しているものです。今では地球規模のエネルギー政策の観点から、全世界が注目するアワードとなっています。
現在、APEC ESCIのホームページ(ESCI-KSP)の『スマート・トランスポート』部門の“インテリジェント・トランスポート・システムズ”として、自動運転タクシーサービスの実証模様が、動画とともに英語で公開中です。ぜひ、御覧ください。
【「ESCIスマート・トランスポート」部門 紹介ページ】
https://www.esci-ksp.org/archives/project/autonomous-driving-taxi-trial-in-tokyo-worlds-first-autonomous-driving-taxi-service-demonstration-on-public-roads
自動運転タクシー公道サービス実証の概要については以下のサイトをご参照ください。https://www.zmp.co.jp/aidelitaxi/about
*APEC ESCI(エネルギー・スマート・コミュニティーズ・イニシアティブ:Energy Smart Communities Initiative) 2010年11月当時のオバマ米大統領と管直人首相による日米首脳会談合意で設立。APECエコノミーと連携しつつ、エネルギー効率の良いビル、輸送、電力、教育を、アジア太平洋地域に拡大することを目標に、最新技術導入を通して下記5分野での発展を図っている。
**「ESCIベスト・プラクティス・アワード」は、2年ごとに開催され、APEC参加国のエネルギー構想に基づいた取り組みや、実施例を選考対象としている。「スマート・ビルディング」、「スマート・グリッド」、「ロー・カーボン・モデルタウン」、「スマート・ジョブ&コンシューマー」「スマート・トランスポート」の全5部門で構成。各部門で金賞・銀賞を授与。2011年の第1回から始まり、今回の第4回は2016年12月以降に発足したプロジェクトが選考対象)。これまで「スマート・トランスポート」部門での日本勢の受賞は無い。
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDF(日本語)
プレスリリースPDF(英語)