車載統合計測システム Robo Data Logger: 3つのラインナップ発表
-簡易計測、複数センサ同時記録、カスタマイズまで、様々なデータ計測が可能-
ロボデータロガー(標準計測パターン)
ロギングアプリケーション(計測画面)
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒、以下ZMP)は走行データ取得ソリューションRoboTestⓇ(ロボテスト)サービスのメニューとして、車載統合計測システムRobo Data Logger(ロボデータロガー)販売を行っておりましたが、この度3つのラインナップを設定し、販売を開始いたします。
ADASや自動運転技術の開発を進めるにあたって、公道における走行データ取得が非常に重要となってきております。使用するセンサーの種類も多岐にわたり、設計~開発までの技術工数が増加するとともに、クライアントの多種多様なニーズに応えるために、データ計測工数は一段と増大している傾向にあります。
ZMPでは、ロボテストプロジェクトを通してご要望の多かった、車両CAN情報、車内外撮影カメラ、レーザーセンサー、位置・姿勢情報など複数種類のセンサーに関して簡単操作で同時計測できる「車載統合計測システム」を販売しておりましたが、ご要望をふまえて3つのラインナップを設定し、お客様の目的に応じた計測システムを提供いたします。
今回のラインナップサービスは、当社が独自に開発したロギングアプリケーションを使用することにより、各種センサーの同時計測開始機能やロギング状態のリアルタイム確認などの機能を備えております。今回のラインナップをベースとしてご検討いただくことにより、システムを一から検討するケースと比べて導入検討にかかる工数を大幅に軽減することができます。
ロボデータロガーは、簡易計測パターン、標準計測パターン、カスタマイズ計測パターンの3つを設定し、本日より販売を開始いたします。
また、ロボデータロガーは5月22日~5月24日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2019 横浜」にて実物展示いたします。
【カスタマイズ可能な車載統合計測システム Robo Data Logger】https://www.zmp.co.jp/products/robotest/multi-logger
ロボデータロガーのラインナップ
【簡易計測パターン】
小型PC・タブレットPCをベースとしているため、加速度センサー、GPSセンサーなどシンプルなセンサー構成です。設置が簡単で、車両への取付・付け替えが容易に行えます。
【標準計測パターン】
車外カメラやドライバーモニタリング用カメラ、車両CAN、GPS、加速度センサーなど車両データ取得に不可欠なセンサがパッケージとなっています。ご要望に応じて、心電・心拍などの生体センサも追加可能です。
【カスタマイズ計測パターン】
標準計測パターンの構成にステレオカメラ、LiDARを追加できます。HW同期可能な産業用カメラにも対応し、車両の全周囲計測や開発中のセンサーのリファレンス計測にもご活用いただけます。
【走行データ取得ソリューション RoboTestⓇについて】
ZMPは自社の自動運転技術開発とテストの経験を活かし、2012年より公道におけるドライバーによる走行時のデータ取得支援サービスを実施しております。走行に必要なドライバー集めや管理を行うだけでなく、走行データ取得に必要なシステム(ロガー)の設計や構築などの上流工程、そして車両の手配と必要な設置・改造、および取得後のデータ処理まで一気通貫実施することで、お客様の手間を大幅に削減できるサービスです。
詳細は、以下Webサイトをご覧ください。
https://www.zmp.co.jp/products/robotest
【価格情報】
ロボデータロガーの価格につきましては、個別にお問合せください。
【展示会出展情報】
人とくるまのテクノロジー展2019 横浜
https://www.zmp.co.jp/event/hitokuru2019
開催時期:5月22日(水)、23日(木) 10:00~18:00 5月24日(金)10:00~17:00
会 場 :横浜国際会議場(パシフィコ横浜)展示ホール ZMPブースNo: 133
入 場 料:無料
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。