物流支援ロボットCarriRo® AD、 自動運転向けクラウドサービスROBO-HI®との連携を発表
-倉庫、工場内でのロボットの生産性の把握、呼び出し、協調動作を実現-
-7月23日~26日で開催されるZMP World 2019にて発表-
クラウドサービスROBO-HI®連携イメージ
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、CarriRo®(キャリロ)AD(自律移動モデル)に、自動運転車や宅配ロボット向けの予約管理、配車システムとして実績のあるクラウドサービスROBO-HI®との連携を発表します。CarriRo®とROBO-HI®の連携機能としては、主に運用状態の可視化と複数台同時制御の二つがあります。
・運用状態の可視化
リアルタイム稼働状況の監視と生産性レポートの二つからなっております。リアルタイム稼働状況の監視では、リアルタイムで各CarriRo®の位置情報、走行ステータス、バッテリ残量などが把握できるようになっており、CarriRo®が人から離れた場所にいたとしても、直ぐに状況が把握でき、対策がとれるようになります。また生産性レポートでは、稼働時間、走行距離、などの情報を日次、週次、月次などの区分でデータとして集計することができ、各CarriRo®の稼働率の把握から費用対効果の計算まで管理することが可能となります。
・複数台同時制御
倉庫や工場の中でCarriRo®を同時に複数台使用する場合に、相互に一定のルールに基づいて走行させることや、特定の場所にCarriRo®を呼び出すような使い方をすることが可能となります。これにより、円滑な相互の協調動作や、人の動きと合わせたインタラクティブな動作を行うことが出来るようになり、より生産性の向上に貢献します。
本サービスは2019年下半期のリリース開始を予定しています。詳細のサービスプラン、販売開始時期についてはZMP World 2019の2日目 7月24日(水)10:40~11:10 「導入効果の可視化、同時複数台制御を可能にする、CarriRo®の新クラウドサービス、ROBO-HI®連携とネットワーク環境提供における協業の発表」にて紹介いたします。また、実機によるデモや運用方法についても同時開催の第1回CarriRo® EXPO内で説明いたします。
【第1回 CarriRo® EXPOについて】
第1回CarriRo® EXPOでは、自律移動モデルのCarriRo® ADや最新モデルのCarriRo® AD+(プラス)を活用したデモを行います。2つのエリアに分けたソリューション展示を予定しています。デジタルピッキングシステムや倉庫内導線の最適化を行うVisual Warehouse®との連携、外部連携機能を活用した牽引自動離脱やRFIDによる無人での検品作業のデモンストレーションを行います。物流の最前線を体感する機会としてご活用ください。
【第1回 CarriRo® EXPO特設ページ】https://www.zmp.co.jp/event/carriro-expo2019
【物流支援ロボットCarriRo®について】
物流支援ロボットCarriRo®は、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。現在販売開始から累計120 ユーザー以上の導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。
【製品Web URL】 https://www.zmp.co.jp/carriro/
【動画】https://youtu.be/dkfvVXNdaCU
【製品価格】
CarriRo® FD (2019年モデル):5年リース 月額34,000円(税別)/1台
CarriRo® AD:5年リース 月額52,000円 (税別)/1台
【主な仕様】
本体重量 | 55kg |
大きさ | 幅61cm×奥行91cm×高さ24cm ※ハンドル部96cm |
最大積載荷重 | 150kg |
最大速度 | 時速6km(ドライブ、追従モード) 時速3km(自律移動モード) |
牽引力 | 250N (300kg相当) ※路面状況や台車の状況によります。 |
充電時間 | 2時間半 |
稼働時間 | 8時間 ※稼働状況によって異なる可能性があります |
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。