宅配ロボットCarriRo® Deli オフィスビル、企業敷地向け物流ソリューション販売開始
-エレベーター連携、将来の公道走行に備えて-
(上段)4色のカラーバリエーション、(下段)3種類のボックスタイプ
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、宅配ロボットCarriRo® Deliのオフィスビル活用向け物流ソリューションの販売を開始しました。
自律移動型の宅配ロボットについては、技術革新と社会需要の高まりを受け、現在関係省庁や各企業が活発に動き始めています。将来的な公道走行のための法規制整備も見据えて、経済産業省により「自動走行ロボットの社会実装に向けた官民協議会」も開催されました。
このような流れと並行し、より自由度が高くすぐに活用が進められるフィールドとして、私有地、特にオフィスビルや企業敷地内等での実用化に向けた動向が加速しています。まずはビル内での実用化を行うことで、将来的には公道とビルを連携した自動配送の実現も可能となります。
ビル内では、入居するテナント向けの荷物配送、社内便の配送、会議室までの飲食配送など様々な配送ニーズがあります。また企業敷地内では、部品や製品の移送ニーズがあります。
ZMPの宅配ロボットCarriRo® Deliでは、ビル特有の縦動線の解決のためにエレベータ連携も対応可能です。このような対応をオフィスビルや企業敷地向けのソリューションとして提供いたします。
ZMPでは、2020年後半に100台レベルの実用化を目指すパートナー企業様に、サービス価格18万円(月額)の商用プログラムを発表いたしました。今後も屋外やオフィスビル内など、多様な環境での実用化に向けて取り組んでまいります。
【宅配ロボット「CarriRoⓇ Deli」について】
ZMPは、自動車の自動運転技術開発で培った自律移動技術を応用し、物流のラストワンマイルの課題解決や日々の買い物支援など、ロボットによる新たなライフスタイルの創造を目指して宅配ロボット「CarriRo® Deli」の開発を進めています。「CarriRo® Deli」は、カメラやレーザセンサで周囲環境を360度認識しながら最大時速6kmで自動走行します。また遠隔監視・遠隔操作も可能です。積載量は最大50kgに対応し、配送物や飲料など、多様な利用シーンや配送ニーズに対応していきます。
URL: https://www.zmp.co.jp/products/carriro-delivery
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。