－統合計測システムZMP Robo Data Loggerにより走行データ収集の課題を解決！－​​​​​​​

導入した計測システム（運転操作・車速・車両挙動・GPS測位）

株式会社ZMP（東京都文京区、代表取締役社長：谷口 恒、以下ZMP）の提供するカスタマイズ可能な車載ロガー「ZMP Robo Data Logger(ロボデータロガー)」が、株式会社iPX(本社：東京都港区、代表取締役社長：幸田 高人)により、AI学習を用いた自動車の自動運転制御開発用の走行データを取得するために導入されたことをお知らせいたします。

株式会社iPXは、自動運転開発から実機での自立走行までトータルでサポートししており、データ取り車両を元にMILS/HILS/実車で動く人間の挙動を再現したドライバーモデルの構築などのプロダクトを開発する構想を立てている会社です。（https://www.ipx.co.jp/）。同社ではAI学習による運転モデルの開発を実施するうえで様々なセンサーのデータ(車両CAN、カメラ、LiDAR、IMU、GPS等)を同時に計測する必要がありましたが、その際に例えばセンサー毎に記録開始ボタンを押すなど、複雑なオペレーションが課題となっておりました。今回その課題を解決するために、ワンクリックで各種センサーの同時計測が可能な「ZMP Robo Data Logger」を採用いただきました。

【ZMP Robo Data Logger採用ポイント】
1. 各種センサーを同時記録開始
PCタイムスタンプなどでセンサー間の時刻同期が可能であり、データ取得後に、取得した複数データを時系列で確認することが容易に可能です。

2. 簡単なGUIでワンクリック計測開始
誰でも簡単にワンクリックで計測が可能であり、専門知識は特に不要であるため人為的な操作オペレーションミスの軽減が期待できます。

3.その他車両データ計測課題をワンストップご支援
データロガー提供だけではなく、センサーの車載設置、車内電源の確保、OBD-2以外からのCANライン取り出しなど、車両データ計測に関わる様々な課題をワンストップでご支援可能です。

なお、本プロジェクトは電通国際情報サービス(東京都港区、代表取締役社長：名和 亮一)との共同提案であり、上記システムで取得したデータ分析・解析を電通国際情報サービスで対応するなど、両社の強みを生かして、データ取得～データ解析までワンストップでサービス提供しております。

【今回の提供内容】​​​​​​​
-  各種センサーを同時に記録開始できるロギングシステム（ZMP　Robo Data Logger）
-  車載用ラックの設計・製作・設置
-  大容量車載電源装置(ZMPⓇPowerUnit Z)の設置、車両バッテリーへの接続　
-  各種センサー及びモニター等の設置
-  その他カスタマイズ対応 (車両CAN物理値変換、及びセンサーへのデータ送信装置開発)

​​​​​​​【RoboTestⓇについて】

ZMPは、自社の自動運転技術開発とテストの経験を活かし、2012年より公道におけるドライバーによる走行時のデータ取得支援サービスを実施しております。走行に必要なドライバー集めや管理を行うだけでなく、走行データ取得に必要なシステム(ロガー)の設計や構築などの上流工程、そして車両の手配と必要な設置・改造、および取得後のデータ処理まで一気通貫実施することで、お客様の手間を大幅に削減できるサービスです。

＜RoboTestⓇサービスの内容＞
①  走行データ取得のコンサルティング
②  データ取得用システムの開発（ハードウェア、ソフトウェア）　※システムのみの提供も可
③  ドライバーの募集と管理、データ取得の運用マネジメント
④  データ後処理（タグ付け、フォーマット変換等お客様要求仕様にあわせて）
⑤  取得データの分析と報告

RoboTest®の詳細は、以下Webサイトをご覧ください。
https://www.zmp.co.jp/products/robotest

【価格情報】
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【プレスリリース記事】
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