宅配ロボットCarriRo® Deli エレベーターに乗る!
-ビル内で荷物をお届け!竹中工務店御堂ビル内で三菱電機製エレベーターとの連携を実証-
宅配ロボットCarriRo® Deli(キャリロデリ) 御堂ビル内エレベーター連携実証の様子
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒)は、株式会社竹中工務店(大阪府大阪市、取締役社長:佐々木正人)、三菱電機株式会社(東京都千代田区、執行役社長:杉山武史)と協業で、竹中工務店がある御堂ビルにおいて、三菱電機製エレベーターとの連携実証を実施しました。
今回の実証では、御堂ビルの三菱電機製人荷用エレベーター(ドア幅100cm)の制御盤に改修を加えた上で、CarriRo® Deliが三菱電機のスマートビルプラットフォームサーバーと接続することで、エレベーターとの通信・制御を可能としました。
具体的な実証内容として、ビル地下階のカフェ・コンビニ店舗から7階応接会議室への飲食物の自動配送、1Fメール室から7 階オフィスへの書類の自動搬送を行いました。エレベーターの呼び出し、乗り込み、階移動など、一連の縦動線の流れや、バックや切り返しなどを含めた完全な自律移動を実現しました。
なお今回の実証内容は、スマートビルディングEXPO東京展(12月11日(水)~13日(金)、東京ビッグサイト青海展示棟)三菱電機ブースにてCarriRo® Deli実機と合わせて紹介されます。
現在、宅配ロボットCarriRo® Deliは屋外環境のほか、オフィスビル内など屋内環境での活用も加速しております。また、CarriRo® Deliと共通のプラットフォームを有する移動のパートナーRobocar® Walk は、多数の人々や車両が行き交う歩道や横断歩道など、公道での安全でスムースな走行実績を積み重ねてきております。これらの技術を応用することで、屋内屋外を問わず多様な環境でのシームレスな自律移動が可能となります。
ZMPは、今後これらの低速自動運転モビリティが新たな社会インフラサービスの一環となることを目指し、量産化に向けて取り組んで参ります。
【宅配ロボット CarriRo® Deli】
CarriRo® Deliは、物流のラストワンマイルの課題解決や日々の買い物支援など、新たなライフスタイルを創造する宅配ロボットです。高度な自律移動技術により、周囲環境を認識しながら走行経路上の障害物を検出し、停止や回避など適切な移動制御を行います。また、親しみやすい独自のデザインにより、すれちがう人にも笑顔でコミュニケーションを行います。積載量は最大50kgまで対応し、配送物や飲料など、多様な利用シーンや配送ニーズに対応していきます。
CarriRo® Deli: https://www.zmp.co.jp/products/carriro-delivery
【プレスリリース記事】
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