RakuRo(ラクロ)でラクチン楽しく移動!!
-公道(歩道)走行可能な“シェア”する自動運転一人乗りロボ、5月発売!-
-介護福祉施設・観光地・商業施設・空港等向けに-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、2019年7月に発表した自動運転の一人乗りロボ製品「Robocar® Walk」を、より利用者に身近な製品名「RakuRo(ラクロ)」として、介護福祉施設・観光地・商業施設・空港等を対象に、2020年5月の販売開始をいたします。
■ RakuRo(ラクロ)の製品コンセプト
RakuRo(ラクロ)は、笑顔やウィンクなどの豊かな表情と、挨拶やお願いといった声によるコミュニケーションを周りの人と取りながら自動走行する一人乗りロボットです。複数のセンサーやカメラにより周囲を把握、障害物を回避しながら目的地まで自動走行により安心で確実な移動を提供、時速6km/h以下で走行する電動車椅子として分類されるため公道での走行も可能です。製品名に含まれる「ラク」は「楽」、つまり自動走行により移動を「ラク」にすると同時に、本人も付き添う人も車椅子やシニアカーの運転から解放されることで移動中の景色や会話を周りの方と「楽しむ」というコンセプトを表現しています。
■ 主な利用者の声
「ゆったりした乗り心地」(70代女性)
「操作の必要がないから周囲の風景がよく見られた」(70代男性)
「おまかせで乗っていられる。坂道が楽」(80代女性)
「道に迷いやすい場所で便利」(60代男性)
(ZMPオフィス近辺での実証実験試乗後のヒアリング結果より)
■ RakuRo(ラクロ)のロゴに込めた想い
ラクロのロゴは、丸みをおびたフォントで、利用者がより身近で親しみを感じやすい製品でありたいという想いを込めています。またロゴの色はゆっくりと楽しんで乗れる「ラクダ」のキャメルイエローとZMPのコーポレートカラーを組み合わせています。またラクロの製品ロゴは、身近に看板やサイン、アイコンとして利用できるよう、様々なバリエーションを用意しています。
ラクロのアイコン
空港や駅などでの案内サインの例(イメージ)
■ RakuRo(ラクロ)の活用シーン
例1)老人ホーム、高齢者向けマンション、団地などでの活用
タブレットで行先指定
超高齢化を迎える日本では、シニア向け施設の需要も益々高くなる中、介護関連の従事者の慢性的な人手不足が課題となっています。入居者の健康のためにも散歩などの外出は欠かせませんが、車椅子を押す人手の確保も難しく施設に籠りがちな入居者も多くいます。ラクロを利用することで、付き添いの人が車椅子を押すことなく自動運転により屋外への移動を可能にするだけでなく、カメラやタブレットなどで遠隔からの見守りや会話もできるため安心して外出ができます。高齢者の免許返納による移動手段の確保といった社会課題に対し、マンションなどでの移動手段としての活用も見込まれます。1人1台ではなく、複数人で“シェア”することで、車の所有による維持費と比較すると個々の費用負担が少なくラクで楽しく安心な移動手段を得ることができます。
例2)空港、観光地、遊園地、商業施設などでの活用
空港での利用イメージ
旅行やレジャーで外出する際においては、観光地や大型商業施設の中でも長時間の歩行や道順に迷うことなどがあります。ラクロを利用することで、よりラクに移動をできることに加えて、最適なルートで移動しながら施設や観光地の案内を受けたり、目的地途中での寄り道などもでき、より移動中の時間をアクティブに楽しむことができるようになります。
■ RakuRo(ラクロ)の仕様
寸法/重量 | 長さ110cm×幅65cm×高さ120cm/110kg |
主な機能 | 移動機能:自己位置推定による自律移動、障害物回避 コミュニケーション機能:表情・声による周囲とのコミュニケーション タブレット機能:タッチ操作による行先指定、途中停止と再走行指示 |
速度 | 最大6km/h |
安全機能 | レーザセンサーやカメラによる障害物認識と自動回避・停止、緊急停止スイッチ カメラによる遠隔での周囲監視 |
充電/稼働時間 | 1時間充電/4~6時間稼働 (利用環境・頻度等により異なる) |
※仕様は予告なく変更となる可能性があります。
製品ページ:https://www.zmp.co.jp/products/robocar-walk
動画:公道走行(丸の内)の様子:https://youtu.be/6pXae1m648I
空港ターミナル内の活用イメージ:https://youtu.be/jK-0j8gWqjQ■ 価格
月額10万円 (税別) ~ (本体年リースの価格)
-買取も提供します。また価格は今後予告なく変更となる可能性があります。
-その他、自動走行用マップの作成や現地セットアップ等の初期費用、および保守費用、管理システム利用料などが別途必要となります。
【プレスリリース記事】
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