RakuRo™(ラクロ)観光地向けソリューション
-観光地ならではの快適な移動や多言語でのスポット、グルメ案内などの課題を
RakuRo™が低速モビリティ版『CASE』で解決します!-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、自動走行する一人乗りロボ「RakuRo™(ラクロ)」の観光地向けソリューションを発表いたします。本ソリューションにより、観光地での移動、案内に関する課題を解決し、インバウンド観光客に新しい体験を得ることができます。
ZMPは自動車の世界ではキーワードとなっている『CASE』(Connected Autonomous Share Electric)を、歩く程度の速度で走行する低速モビリティロボットで実現し、観光地や介護福祉施設、空港、遊園地等での課題解決をしていくとともに、移動がラクに楽しくなる社会の実現を目指してまいります。
■観光地ならではの課題
観光地では旅行客が観光スポットを存分に楽しむにあたり、以下のような課題や要望があります。
<移動に関する課題>
・徒歩での移動距離が長く疲れる
・複数個所を効率よく回るコースが必要
<案内に関する課題>
・現地のオススメ情報、土産物情報を得たい
・海外からの観光客の場合、言語の壁がある
観光案内所での情報提供やスマートフォンアプリでの地図や翻訳・通訳など、様々なサービスが提供されていますが、ラクな「移動」と効果的な「案内」の両方を満足するサービスはあまりありません。
■RakuRo™(ラクロ)による「移動」と「案内」の新体験
RakuRo™(ラクロ)は、ロボットとクラウドシステムROBO-HI®(ロボハイ)により、以下のような新体験を提供し、旅行者の満足度を上げることに寄与してまいります。
(1) 公道を人が歩く程度の速度で自動走行することで、歩いているのと似たような視点でありながら観光をラクに楽しむことができます。
(2) 利用者が見やすい位置に設置されたタブレットや音声機能は、効率よく観光ができるオススメコースや、写真スポット、食事処、お土産処などの情報を自分が現在いる位置にあわせて案内するなどのサービスを提供します。
(3) 言語の不自由さや土地に不慣れな海外からのインバウンド観光客には、タブレットの多言語化やRakuRo™の持つ対話エンジンなどでより深い情報を的確に得ることができます。
(4) RakuRo™のスマートフォンアプリをダウンロードすることで事前の予約やコース決め、決済まで行うことができ、計画的に観光をすることができます。
スマートフォンやタブレットで行先やオススメ情報を入手し、ラクで楽しい観光を実現
■RakuRo™(ラクロ)の観光地への導入ステップ例
観光地へのRakuRo™導入までのステップ例
RakuRo™(ラクロ)の導入を検討するにあたっては、本格導入前にフィジビリティ検証やトライアル運用などを実施することも可能です。RakuRo™のタブレットや音声で案内したい観光地のコンテンツをご用意いただき、当社にてサービスシナリオにあわせた走行テストを実施いたします。
■RakuRo™(ラクロ)の仕様 ※仕様は予告なく変更となる可能性があります。
寸法/重量 | 長さ118.8cm×幅66.4cm×高さ120.0cm/110kg |
主な機能 | 移動機能:自己位置推定による自律移動、障害物回避 コミュニケーション機能:表情・声による周囲とのコミュニケーション タブレット機能:タッチ操作による行先指定、途中停止と再走行指示 |
速度 | 最大6km/h |
安全機能 | レーザセンサーやカメラによる障害物認識と自動回避・停止、緊急停止スイッチカメラによる遠隔での周囲監視 |
充電/稼働時間 | 1時間充電/4~6時間稼働 (利用環境・頻度等により異なる) |
製品ページ:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/rakuro
動画:公道走行(丸の内)の様子:https://youtu.be/6pXae1m648I
空港ターミナル内の活用イメージ:https://youtu.be/jK-0j8gWqjQ
■価格
月額10万円 (税別) ~(本体年リースの価格)
-買取も提供します。また価格は今後予告なく変更となる可能性があります。
-その他、自動走行用マップの作成や現地セットアップ等の初期費用、および保守費用、管理システム利用料などが別途必要となります。
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。