超高精細128レイヤー 3D-LiDAR “RS-Ruby” を販売開始
-自動運転レベル4・レベル5向け、計測距離200m、最小角度分解能0.1°-
超高精細128レイヤー3D-LiDAR RS-Ruby
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒、以下ZMP)は、RoboSense社(深圳市)が自動運転レベル4・レベル5を実現するために必要な高速走行時の物体検知を実現するために開発・量産化した超高精細128レイヤー3D-LiDAR “RS-Ruby”の販売を開始しました。
■計測距離200m@10%反射率、最小角度分解能0.1°(垂直方向)
RS-Ruby 計測イメージ
32レイヤーのRS-LiDAR-32(最小角度分解能0.33°)と比較すると約3倍の解像度、最大障害物検出距離も2~3倍と、高速自動走行にかかる厳しい要求水準を達成しています。RS-Rubyは垂直視野角の中央部分 ‐6.39°から +3.81°の間に100レイヤー以上のレーザーが射出できるように設計されているので、車両の姿勢変化が大きい粗い路面を走行する場合でも車両前方の対象物を計測することができます(傾斜角3°以下)。
10mから200mにおけるバス車両形状の点群情報
■反射率によって物体や色を識別
RS-Rubyが計測する反射率情報により取得された壁画の情報
RS-Rubyは、白線はもちろん道路標識や壁画までも、反射率から得られる情報により安定的に識別することができます。
■超高精細3D-LiDAR RS-Ruby製品ページ
https://www.zmp.co.jp/products/sensor/3d-lidar/rslidar/rs-ruby
■価格・納期
価格:お問い合わせください
納期:6~7週間
■RS-Rubyの仕様
レイヤー数 | 128 |
ビーム波長 | 905nm |
レーザークラス | Class 1 |
計測精度 | ±3cm |
最大障害物検出距離 | 200m(反射率10%の物体について) |
垂直方向視野角 | -25°~+15° (40°) |
垂直方向角度分解能 | 0.1° ~ |
水平方向視野角 | 360° |
水平方向角度分解能 | 0.2°/ 0.4° |
サンプリングレート | 10Hz / 20Hz |
消費電力 | 45w |
作動温度 | -30℃~+60℃ |
本体寸法 | H:148.5mm x Φ:166mm |
本体重量 | 3.7kg |
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。
【高画質画像】
超高精細128レイヤー3D-LiDAR RS-Ruby
RS-Ruby 計測イメージ
10mから200mにおけるバス車両形状の点群情報
RS-Rubyが計測する反射率情報により取得された壁画の情報