首都高全線300km超の自動運転AI用データセット販売開始
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒)は、首都高速道路全線(約327.2km)走行時のカメラ映像・LiDARデータ・車両情報等からなる自動運転AI用データセットの販売を開始します。
本データセットは、これまで走行データ取得ソリューションRoboTest®が提供してきた数々のサービスノウハウを詰め込み、厳選した走行ルート、走行シーン、車体情報、周辺環境情報をピックアップし、RoboTest®Carを走行させて取得した首都高データセットです。
提供するデータは、車両の前方・後方・左右サイドミラーに設置したカメラの動画データ、GPS・IMUデータ、温度・湿度・照度データ、ステアリング角度や車速等の物理値に変換した車両CANデータ、車両上部に搭載した3D-LiDARを活用した距離情報や点群データ・物体認識結果が含まれます。
走行時間15時間以上、走行距離約300キロ、データ量2.5TB以上の豊富なデータ量で、データ分析、機械学習や開発用にご利用いただけます。
価格は、200万円(税別)で2020年9月末よりデータ納品を開始いたします。
前方カメラ
後方カメラ
左側方カメラ
右側方カメラ
LiDAR物体認識ソフトによる解析データ
RoboTest®Carイメージ写真
取得データ | フォーマット |
---|---|
前方・後方・左側方・右側方 カメラデータ | AVI |
GPS・IMUデータ | CSV |
温度・湿度・照度データ | CSV |
車両CANデータ (車速、ステア、アクセル、ブレーキ等) | CSV(物理値変換後データ) |
距離データ(LiDARデータ) | ROSBAG (点群・物体認識あり) |
【走行データ取得ソリューションRoboTest®について】
ZMPは、自社の自動運転技術開発とテストの経験を活かし、2012年より公道におけるドライバーによる走行時のデータ取得支援サービスを実施しております。走行に必要なドライバー集めや管理を行うだけでなく、走行データ取得に必要なシステム(ロガー)の設計や構築などの上流工程、そして車両の手配と必要な設置・改造、および取得後のデータ処理まで一気通貫で実施することで、お客様の手間を大幅に削減できるサービスです。
<RoboTest®サービスの内容>
① 走行データ取得のコンサルティング
② データ計測システムの開発(ハードウェア、ソフトウェア)※システムのみの提供も可
③ 各種センサー、電源装置の車両取付
④ ドライバーの募集と管理、データ取得の運用マネジメント
⑤ データ後処理(タグ付け、フォーマット変換等お客様要求仕様にあわせて)
⑥ 取得データの分析と報告
⑦ データ分析・解析アプリ(RoboDataPlatform)のご提供
RoboTest®の詳細は、以下Webサイトをご覧ください。
https://www.zmp.co.jp/products/robotest
■価格および納期
200万円 (税別)
-価格は現時点での参考価格です。今後予告なく変更となる場合があります。
2020年9月末~納品開始
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます