一人乗りロボ「ラクロ™」清元秀泰 姫路市長が試乗
ラクロご試乗中の清元姫路市長
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、運転不要で公道も自動走行可能な一人乗りロボRakuRo™(以下「ラクロ」)に、7月28日清元秀泰姫路市長にご試乗いただきました。梅雨の晴れ間をぬって、世界文化遺産・国宝姫路城を背景に、ラクロの自動運転走行を体験され、ご試乗後には「様々な利活用の可能性を感じた」とコメントを頂いております。
ZMPは、歩く程度の速度で走行する低速モビリティロボットを活用し、観光地や介護福祉施設、空港、遊園地等での課題解決をしていくとともに、暮らしのなかで移動が楽になる、楽しく感じられる社会の実現を目指してまいります。
■ 試乗エリアの特徴とラクロの自動運転
今回ご試乗いただいた場所は、姫路市の大手前通りから、昔ながらの商店街である西二階町商店街を往復する片道約180mのルートとなります。大手前通りは姫路城と姫路駅を結ぶ姫路市のシンボル道路であり、また西二階町商店街は様々な店舗が並び一角には姫路市で唯一の定期寄席も開催されるなど、地元の人々だけでなく観光客も頻繁に訪れる、人気エリアとなっています。今回の走行ルートは、通行人や自転車が行き交うほか、外出し看板や、信号のない車道の横断箇所があるコースを設定しました。
ラクロは、これらの環境で通行人の動きを検出しながら避ける、停止するなどの安全動作、交差点での一時停止と車両検出しての横断判断、そして信号認識による横断など、利用者が安心して搭乗できる自動運転を実現しています。
またラクロに設置されたタブレットを使って、出発合図を送ったり、ルート表示や進行状況などが確認できるようになっています。
今回は、ラクロの豊かな表情や挨拶・お願いなどの声による周りの人とのコミュニケーションが、自然と周りの人も搭乗者も笑顔になる試乗となりました。
ZMPは、自動運転技術をロボットに応用し、サービスの提供を通じて、安心・安全な世の中の実現に貢献してまいります。
■一人乗りロボ「ラクロ」について
ラクロは、笑顔やウィンクなどの豊かな表情と、声による挨拶やお願いといったコミュニケーションを周りの人と取りながら自動走行する一人乗り車いすロボットです。本体に設置された複数のセンサーやカメラにより周囲を把握、監視し障害物を回避しながら安全に停止できる自動走行により目的地まで安心で確実な移動を提供します。時速6km/h以下で走行する電動車椅子として分類されるため公道での走行ができます。公益財団法人テクノエイド協会が運営する福祉用具情報システム(TAIS)に登録されています。
ラクロは2020年7月より、実用性・安全性を備えた量産タイプの販売を開始いたしております。導入を検討される事業者様向けに、ラクロの屋外公道での試乗を受け付けております。(詳細はお問合せください)
✔ ラクロ試乗申し込みフォーム:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/rakuro#testride
■ラクロ 主な仕様※仕様は予告なく変更となる可能性があります。
寸法 | 長さ118.8cm×幅66.4cm×高さ109.0cm |
主な機能 | 移動機能:自己位置推定による自律移動、障害物回避 コミュニケーション機能:表情・声による周囲とのコミュニケーション タブレット機能:タッチ操作による行先指定、途中停止と再走行指示 |
速度 | 最大6km/h |
安全機能 | レーザセンサーやカメラによる障害物認識と自動回避・停止、緊急停止スイッチカメラによる遠隔での周囲監視(ロボハイ®) |
充電/稼働時間 | 1時間充電/4~6時間稼働(利用環境・頻度等により異なる) |
製品ページ:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/rakuro
■ 価格情報
ラクロ本体 月額111,000円~(5年リース)
初期導入費 200万円~(マップ作成や現地チューニング等、利用条件により個別見積)
※その他、システム利用料、保守料は別途。
【展示会情報】
~8月18日AMにてラクロ最新の取り組みについて発表します!!~
ZMP World 2020 『Robot Life(ロボットライフ) -人とロボットの共生による安全で楽しい生活の創造-』
開催日時:2020年8月18日(火)~20日(木)10:00~18:00
参加費:無料
イベントページ:https://www.zmp.co.jp/event/zmpworld2020
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます
【高画質画像】
ラクロご試乗中の清元姫路市長01
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