日本初!物流分野での配送ロボットの活用に向けた公道走行実証実験
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 衣川 和秀/以下「日本郵便」)が行う、全国で初めて物流分野での配送ロボットの活用に向けた公道走行実証実験へ、無人宅配ロボ「デリロ™」の提供を行います。
ZMPは、2017年より日本郵便主催による自動配送ロボットの実証実験に参画、実際の配送環境や道路環境に近い私有地を実験フィールドとし実証実験を重ねてまいりました。また、オフィスビル、商業施設、大学キャンパス、マンション群からなる私有地などでの実証実験を経て、この度、日本初となる公道での実証実験に参画することとなりました。
■概要
・期 間:必要な手続きが完了次第、2020年10月末まで
・場 所:東京都内
・試行概要:全国で初めて公道(歩道)において、配送ロボットによる輸配送実証実験を行うことで、ラストワンマイル配送(注)における配送ロボットの可能性を検証し、省人化配送の実現を推進
(注)物流分野における配送拠点からお客様の手元に荷物が届くまでの区間
・主 催:日本郵便株式会社
・実施協力:株式会社ZMP
■ 無人宅配ロボ「デリロ」について
「デリロ」は歩く程度の速度で走行する「低速自動運転三兄弟」の1つとして、自動運転一人乗りロボ「ラクロ™」、無人警備・消毒ロボ「パトロ™」と同様、豊かな表情と声のコミュニケーションにより、人と共生することを目指して開発されたロボットです。複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせたり道を譲ってもらうお願いをするなどにより、周囲の人が心地よく共生でき、安全に走行するロボットです。自動配送サービスを実現するため、自律移動可能なロボット、ユーザー用・店舗用アプリ、ロボット遠隔管理システムROBO-HI®をパッケージ化して提供致します。
デリロの主な仕様 ※仕様は予告なく変更となる可能性があります。
寸法/重量 |
長さ96cm×幅66cm×高さ109cm/120kg |
主な機能 |
移動機能:自己位置推定による自動運転、障害物回避 コミュニケーション機能:表情・声による周囲とのコミュニケーション |
速度 |
最大6km/h |
安全機能 |
レーザセンサーやカメラによる障害物認識と自動回避・停止、緊急停止スイッチ カメラによる遠隔での周囲監視 |
充電/稼働時間 |
1時間充電/2~6時間稼働(利用環境・頻度等により異なる) |
製品ページ:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/deliro
参考情報
高輪ゲートウェイ駅前における無人デリバリーサービス実証実験https://www.zmp.co.jp/news/pressrelease_20200717-2
宅配ロボ「デリロ」による大学キャンパスでのコンビニ配送実証実験(動画)
https://youtu.be/AI0l3ySnAiA
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます
【高画質画像】
無人宅配ロボ「デリロ」