物流支援ロボットCarriRo®、PLCでの連携先を拡充
―オムロン、キーエンス、パナソニック、三菱電機のPLCと連携が可能になりました―
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)が販売している物流支援ロボットCarriRo® AD(自律移動モデル)及びCarriRo AD+の外部機器連携モデルは、オムロン、キーエンス、パナソニック、三菱電機が提供する、どのPLC(Programmable Logic Controller)※とも接続・連携が可能となりました。
倉庫、工場内で搬送の自動化、省人化を推進するためには、エレベーターやシャッター、自動ドアなどの外部機器と連携して、人手を介在することなく搬送ロボットがそれらの設備機器と通信する必要があります。その際にPLCを使うことで、簡単に通信制御が可能になります。
※PLC(Programmable Logic Controller)とは、別名シーケンサともよばれ、予め組んだプログラムにもとづき、自動で外部の機器を制御(コントロール)できる電子機器です。工場などでは普及が進んでおりますが、PLCにより汎用的にエレベーター、自動ドア、リフターなどの制御に使用されています。
この機能を活用することによって、以下のような運用が可能になります。
・ 自動牽引離脱装置と連携させ、特定の位置で牽引している台車を自動で切り離す
・ 自動ドア・シャッターの開閉や、エレベーター・リフターへの乗降を自動で行う
・ コンベアーと連携させ、CarriRoから荷物を自動で積み下ろしする
CarriRoとエレベーターを連携した場合のシステム構成イメージ
CarriRoが可変ランドマークを検知したタイミングで、予め設定された信号をCarriRoから外部機器に出力し、その出力信号に基づきPLCで外部機器の制御を行うことが可能、一方、外部機器側からはCarriRoに対して発進や停止などの走行指示を入力してCarriRoを制御することが可能です。また、可変ランドマークを通して位置情報がわかるので、牽引離脱ポイントやエレベーター位置の設定などを手軽に行うことが可能です。
【PLCでの制御を活用した導入事例】
・株式会社サンゲツ様 エレベーター、防火シャッターとの連携
URL:https://www.zmp.co.jp/carriro/casestudy/detail_sangetsu
・株式会社ライジング様 リフター、自動ドアとの連携
URL: https://www.zmp.co.jp/carriro/casestudy/detail_rising.html
【製品価格】
CarriRo AD (外部機器連携モデル):5年リース 月額58,000円 (税別) / 1台
CarriRo AD+台車タイプ (外部機器連携モデル):5年リース 月額79,000円 (税別) / 1台
CarriRo AD+パレット積載タイプ(外部機器モデル):5年リース 月額89,000円 (税別) / 1台
【主な製品仕様】
本体重量 |
台車タイプ:約56kg(ウェイトを除く)、パレット積載タイプ:約60kg |
大きさ |
台車タイプ:幅65cm×奥行93cm×高さ24cm ※ハンドル部96cm パレット積載タイプ:幅65cm×奥行93cm×高さ29cm パレット台車連結時:幅135cm×奥行135cm×高さ35cm |
最大積載荷重 |
200kg(台車タイプのみ) |
最大速度 |
時速3km(自律移動モード) |
牽引力 |
600kg相当 ※路面状況や台車の状況によります |
充電時間 |
2時間半 |
稼働時間 |
8時間 ※稼働状況によって異なる可能性があります |
【CarriRoイノベーションセンターについて】
同センターは、2020年6月より物流無人化ソリューションを一同に集めたショールームとして、東京都枝川に開設されました。台車型物流支援ロボット「CarriRo」シリーズ、無人フォークリフト「CarriRo Fork」をはじめ全機種の実機デモを常時実施しています。
アクセス:
東京都江東区枝川3丁目11-10 月島倉庫 (4F)
JR京葉線・武蔵野線「潮見駅」より徒歩約6分
紹介Web URL:https://www.zmp.co.jp/carriro/innovation-center
【プレスリリース記事】
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