名古屋の地下街「サカエチカ」にて 無人宅配ロボ「デリロ®」の実証実験と歩行速ロボ®三兄弟の展示会を実施
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、サカエチカマチ株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役社長:濱島 吉充)のご協力を得て、株式会社日建設計シビル(大阪市中央区、代表取締役社長:岡田 亨嗣)の全体マネジメントの下、名古屋市を代表する繁華街の1つである栄の地下街「サカエチカ」において無人宅配ロボ「DeliRo®(デリロ®)」の実証実験を実施いたします。
昨年、ZMPと日建設計シビルの2社は、日本初の名古屋駅新幹線地下街「エスカ(ESCA)」にて無人警備・消毒ロボ「PATORO® (パトロ®)」の実証実験を行いました。日建設計シビルは、ウィズコロナの時代に非対面・非接触、人手不足を解消する持続可能なまちづくりの計画・設計・監理を実施しています。今回はさらに一歩進んで、自動運転の無人宅配ロボ「デリロ」を活用した地上と地下をロボットでシームレスにつなぐまちづくりの実現をZMPとともに目指してまいります。また、ZMPも、自動運転技術をロボットに応用し、サービスの提供を通じて、人間とロボットが共生する「ロボタウン」構想の実現を目指し、安心・安全な世の中の実現に貢献してまいります。
名古屋、地下鉄栄駅にあるサカエチカは毎日多くの利用客が訪れる商業施設です。本実証実験は12月3日(金)にサカエチカの公共地下通路・広場で行われ、無人宅配ロボットによる効率的な運搬作業が実施できるかの検証が行われます。また、歩行速モビリティ®「RakuRo®(ラクロ®)」、無人警備・消毒ロボ「パトロ」、物流支援ロボット「CarriRo® (キャリロ)」をクリスタル広場に展示し、実際に見て触れていただけます。
本実証実験や展示会の様子は、以下のとおりメディアにも公開いたします。取材を希望されるメディアの方は、ZMP、日建設計シビル、またはサカエチカマチまでご連絡をお願いいたします。
【デリロ製品ページ】
製品HP URL: https://www.zmp.co.jp/products/lrb/deliro
【実証実験の概要】
・日時:2021年12月3日(金)15:30~17:00
・場所:名古屋の地下街サカエチカの公共地下通路・広場
・内容:地下街の地下広場を起点に北側や西側の地下通路を無人宅配ロボ「デリロ」が自動で運搬作業を行い、地下街利用における状況や課題などを確認します
地下街サカエチカ入口
サカエチカ クリスタル広場
無人宅配ロボ「デリロ」
【展示用ロボット】
【取材申し込みについて】
取材を希望されるメディアの方は、ZMP、日建設計シビル、またはサカエチカマチまでご連絡をお願いいたします。
【無人宅配ロボ「デリロ」について】
「デリロ」は歩く程度の速度で移動する「歩行速ロボ三兄弟」の1つとして、歩行速モビリティ「ラクロ」無人警備・消毒ロボ「パトロ」と同様、豊かな表情と声のコミュニケーションにより、人と共生することを目指して開発された無人で配達をする自動運転のロボットです。
複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせたり道を譲ってもらうお願いをするなどにより、周囲の人が心地よく共生でき、安全に移動するロボットです。
宅配サービスを実現するため、自律移動可能なロボット、遠隔での監視・操作システムの他、お客様のニーズにあわせてユーザー用・店舗用アプリ等をカスタマイズし提供致します。
【無人宅配ロボ「デリロ」の仕様】 ※仕様は予告なく変更となる可能性があります。
寸法 |
長さ96.2cm×幅66.4cm×高さ108.9cm |
主な機能 |
移動機能:自己位置推定による自律移動、障害物回避 コミュニケーション機能:表情・声による周囲とのコミュニケーション スマホ連携:デリバリー場所・時間指定機能、QRコードによるボックス開錠機能 |
速度 |
最大6km/h |
安全機能 |
レーザーセンサーやカメラによる障害物認識と自動回避・停止、緊急停止スイッチ カメラによる遠隔での周囲監視 |
充電/稼働時間 |
1時間充電/4時間稼働 (利用環境・頻度等により異なる) |
【プレスリリース記事】
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