ドローン及び配送ロボット連携による配送試行の実施
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:衣川 和秀/以下「日本郵便」)が行う、ドローン及び配送ロボットを連携した郵便物などの配送試行へ、無人宅配ロボ「デリロ®」の提供を行います。
ZMPは、2017年より日本郵便主催による自動配送ロボットの実証実験に参画、2020年には日本初の配送ロボット公道走行の実証に機体等を提供し、ラストワンマイルにおけるロボット活用を検証しました。本試行では新たな取組みとして、対象地区に飛来したドローンから配送ロボットへ郵便物や荷物を受渡し、配送ロボットによる配送を実施いたします。中山間地における省人化配送モデルの検証を行います。
ZMPは、自動配送ロボットの社会実装により、デリバリーの人手不足解消等社会課題の解決に貢献してまいります。
【概要】
・運行開始日:2021年12月1日(水)
・運行区間:奥多摩郵便局(東京都西多摩郡奥多摩町氷川1379-6)配達区内
・機体詳細:下図のとおり
・主 催:日本郵便
・実施協力:下表のとおり
協力団体名 |
概要 |
日本郵便株式会社 |
本プロジェクトの主催および配送業務の監督 |
株式会社ACSL |
ドローン「ACSL-PF2」の提供および運航の支援 |
無人宅配ロボ「デリロ」
項目 |
内容 |
外寸 |
108.1cm×66.4cm×108.9cm |
量産 |
機体 :116kg
最大積載量:30kg
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最高速度 |
6km/h |
連行方式 |
電動・自律制御 |
監視方法 |
遠隔監視操作室からパソコン画面上で挙動監視
異常時警告表示、停止・操作等の指示に対応
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【デリロ製品ページ】
製品HP URL:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/deliro
【無人宅配ロボ「デリロ」について】
「デリロ」は歩く程度の速度で走行する「低速自動運転ロボット三兄弟」の1つとして、自動運転車いすロボット「ラクロ®」無人警備・消毒ロボ「パトロ®」と同様、豊かな表情と声のコミュニケーションにより、人と共生することを目指して開発されたロボットです。複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせたり道を譲ってもらうお願いをするなどにより、周囲の人が心地よく共生でき、安全に走行するロボットです。宅配サービスを実現するため、自律移動可能なロボット、ユーザー用・店舗用アプリ、ITサービスをパッケージ化して提供致します。
【プレスリリース記事】
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