物流支援ロボットCarriRo、カリツー西尾東物流センターにて フォークリフト作業の省人化に成功
~ロボット管理プラットフォームROBO-HIを活用し、搬送DXを実現~
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)が販売する物流支援ロボットCarriRo®(キャリロ)が、カリツー株式会社(愛知県安城市、代表取締役社長:加藤 正則)の西尾東物流センターへ導入されました。本拠点では、片道70mにも及ぶ垂直搬送機から仕分け場までのパレット搬送をCarriRoに代替することにより、フォークリフト作業者2名の省人化を実現しました。
なお、本運用では、ロボット管理プラットフォームROBO-HI®(ロボハイ®)の遠隔操作機能を活用することで、作業者がフォークリフトを降りることなくCarriRoへの走行指示を行っており、ロボット運用のさらなる効率化に成功しております。
この度、弊社ウェブサイトにて当事例を公開いたしましたのでお知らせいたします。
フォークリフトで載せたパレットをCarriRoで搬送する様子
同社はCarriRoの採用理由について、以下の2点を挙げられています。
1.パレット搬送に特化した形状であり、重量物搬送が可能
フォークリフトでの載せ下ろしが簡単なロボットであることが一つの条件となっておりました。パレット積載タイプのCarriRoは、そのまま600kgのパレットを載せることができる専用台車に加え、その場での旋回など、非常に小回りの利く動作が可能であり、現場の要望とマッチしました。
2.ランドマーク走行による導入の簡単さと拡張性
取り扱う荷量や種類によって、都度レイアウトの変更が必要なことから、コンベアのような動かすことができない設備や設定に時間がかかる搬送ロボットの導入は適してないと判断しました。CarriRoの場合、ランドマークをポイントとなる場所へ貼るだけで簡単にルート設定ができる点は非常に魅力的でした。さらに、ROBO-HIを活用した機能拡張により、CarriRoのより効率的なオペレーションを実現することができました。
今後の展開として同社からは、「単に横搬送だけにとどまらず、垂直搬送機などの外部機器とCarriRoの連携も視野に入れながら、さらなる自動化の検討を進めていく」とのコメントをいただいております。
【カリツー株式会社 西尾東流通センター 導入事例紹介】
事例紹介URL:https://www.zmp.co.jp/carriro/casestudy/detail_karitsu
動画:https://youtu.be/biKgKp3BE6E
【カリツー株式会社】
URL:http://www.karitsu.co.jp/
【物流支援ロボットCarriRo】
物流支援ロボットCarriRoは、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。現在販売開始から累計300ユーザー以上の導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。
Web URL:https://www.zmp.co.jp/carriro/
動画:https://youtu.be/Fby8k6nAN8A
【ロボットマネジメントプラットフォームROBO-HI】
ロボットマネジメントプラットフォームROBO-HI®(ロボハイ®)は、施設や街単位でロボットを統合的に管理するプラットフォーム。ロボットやIoT、エレベーターなどの設備、各種業務システムと連携することで、人手を介することのないロボット群の管理を実現します。運用効率を最大限に引き上げる分析機能も備えており、充実したロボットソリューションを提供いたします。
Web URL:https://www.zmp.co.jp/robo-hi
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます