1人のオペレータで10~19台のロボットを遠隔監視
-ROBO-HIの最新動向-
ロボットプラットフォームやロボット開発を幅広く手掛ける株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、「ZMP World 2024」においてマルチロボOS「ROBO-HI®」(ロボハイ)の“1人のオペレータで10台のロボットを遠隔監視”が可能となる最新技術の開発状況を公開しました。
一般的に、多くの配送ロボットは遠隔地にいる1人のオペレータが1台のロボットを監視・操作しています。当技術はこの現状に対し、さらなるロボット運用の効率化を実現するべく開発を進めています。
ZMPの歩行速ロボットは自律性が高いため、遠隔からの操作を必要とするシーンが少なく、監視が主体であるためオペレータ1人に対して10~19台のロボット運用を実現いたしました。
また、当技術の基盤となるマルチロボOS「ROBO-HI」はあらゆるロボット・モビリティ、IoTデバイス等の遠隔監視・制御が可能で、配送、清掃、移動ロボットやIoTカメラの運用が可能です。
<従来の人:ロボット対応(左)と新技術によるオペレーション(右)イメージ>
リモート・オペレータは、インターネットのアクセスがあれば世界中どこからでも遠隔監視・操作に参加できるため、コールセンターのように地方での雇用創出や海外へのアウトソーシングが期待されています。
今回ZMPベトナムからの、海外の遠隔地でのデモンストレーションを公開しました。
<インターネットアクセス環境下ではどこからでもアクセス可能>
注:本件は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募し、2022年6月にZMPが採択された「革新的ロボット研究開発基盤構築事業/自動配送ロボットによる配送サービスの実現」による支援を受けて開発を行っているものです。
【プレスリリース記事】
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