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都心部モデル地区でのラクロ活用提案

ZMPでは、自動運転により利用者の誤操作などの事故を防止するラクロを、マンション群エリアの地下駐車場を活用し、地域でラクロをシェアすることで近隣エリアの散歩や地域の病院、スーパーやレストランまで気軽に外出できるような地域社会をご提案します。

活用提案の背景

ラクロシェアで高齢化社会におけるお散歩やレストランへの外出をラクに楽しく
現在、超高齢化社会を目の前に控え、高齢者の「移動」が社会問題になっています。

地方だけでなく、都心部や近郊のニュータウンや団地とったエリアにおいても高齢化による免許返納に伴う日々の生活に必要な移動手段の確保は、タクシードライバーの不足、公共交通機関の廃線が顕著になり、喫緊の課題です。

これら移動手段の問題は、高齢者の引きこもりや健康状態の悪化などから、長期治療に伴う医療費の増加にも繋がってまいります。一方で免許返納をした高齢者の身近な移動手段として普及してきた電動車いすやシニアカーは、運転時の誤操作による事故やヒヤリハットも大きな課題として報告がされています。

そこでZMPでは、自動運転により利用者の誤操作などの事故を防止するラクロを、マンション群エリアの地下駐車場を活用し、地域でラクロをシェアすることで近隣エリアの散歩や地域の病院、スーパーやレストランまで気軽に外出できるような地域社会をご提案します。

ラクロ活用の具体的な提案内容

例えば高層マンションは1棟に1000~2000人が居住しており、後期高齢者(75歳以上)の割合を15%と仮定すると、約150~300人がラクロ利用の対象となります。

シェアリングサービスとして月額1万円で5台程度を運用することで、マンション内で多くの自立した高齢者が利用することができると想定しています。
高層マンション群モデルエリアイメージ
高層マンション群は、河辺や公園など散歩に適したエリアが私有地で繋がっているため運用もしやすいといった特徴があります。

私有地でラクロに十分に慣れたうえで、その後歩道(公道)を走行するなど受容性を高めることができるなど、段階的に安心して近隣のレストラン、病院など活動の範囲を広め、高齢者が気楽に外出することを支援いたします。近隣の高齢者施設にも配置し、車椅子を押す介護士の負担を削減しながら感染症対策としてのソーシャルディスタンスを保つことも可能です。

高層マンションの立ち並ぶエリアの地下駐車場でラクロを配置し、カーシェアサービスのように利用希望者は会員登録しスマートフォン等から予約ができるようになります。

予約時間になったらラクロ設置場所へ行き、ラクロに搭載されたタブレットに表示された二次元バーコードをスマートフォンで読み取ると利用できるようになります。

利用者は予め登録された散歩ルートや病院、レストランを選択するだけで、あとは利用者の運転が不要な自動運転で移動することができます。

ラクロのタブレットでは地域のグルメ情報や新しく登録された散歩ルートなどの情報を提供し、より活発な活動を促進します。

RakuRo(ラクロ)について

ラクロは、笑顔やウィンクなどの豊かな表情と、声による挨拶やお願いといったコミュニケーションを周りの人と取りながら自動走行する一人乗り車いすロボットです。

本体に設置された複数のセンサーやカメラにより周囲を把握、監視し障害物を回避しながら安全に停止できる自動走行により目的地まで安心で確実な移動を提供します。また、公益財団法人テクノエイド協会が運営する福祉用具情報システム(TAIS)に登録されており、時速6km/h以下で走行する電動車椅子として分類されるため公道での走行ができます。

ラクロは2020年7月より、実用性・安全性を備えた量産タイプの販売を開始いたします。

導入を検討される事業者様向けに、ラクロの屋外公道での試乗を受け付けております。
(詳細はお問合せください)


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