Surround RoboVision(サラウンドロボビジョン)について
「Surround RoboVision」は、4眼のステレオカメラ1つと2眼のステレオカメラ3つから構成されます。本製品を活用して、5つのステレオカメラで時間同期したイメージを最大30fpsで取得が可能になります。これにより、計測したステレオカメラ画像から視差を使った周辺物体の距離計測や物体の検出アルゴリズム開発にも適用いただける製品となっております。従来、複数のカメラを用いて計測する際にはカメラの同期を調整する必要がありましたが、本製品を活用することにより、複数のカメラを同期して計測することが可能です。
図 Surround RoboVision センサ構成
RoboVision3は、イメージセンサとして、最新のソニー製車載向け高感度CMOSイメージセンサIMX390*を採用、24bitのRAWデータ出力により、画像の後処理が柔軟に行え、従来認識が難しかった対象をとらえることが可能となります。
図 24bit対応出力画像の画像処理イメージ
図 明るさのレンジを変更した画像(トンネル入り口付近)
また、付属のソフトウェアにより、各カメラの計測画像のPCへの同期保存や、距離計測結果を出力するソフトウェアを付属し計測結果を活用できる環境を提供予定です。