基調講演・招待講演・特別講演
ZMP World 2019では、4日間に亘る豊富なプログラム中、基調講演には、世界を舞台にアートや医療、ライフサイエンスなど各分野の第一線でエネルギッシュにご活躍される3名をお招きいたします。
 招待講演には、「産業技術力の強化」実現に向けた技術開発の推進を通じた、経済産業行政の一翼を担うNEDOや日本経済再生総合事務局の方2名より講演いただきます。
 また、特別講演では、ZMP代表の谷口がテクノロジー思考とアート思考が融合した新たなロボットやサービスの生み出し方について講演を行います。

最新の国の動向や取り組み、また技術とともにアートや美の要素に触れる新たな機会として活用いただければと思います。

基調講演

特別対談

7月23日(火)17:00~18:00
世界的現代アーティスト 小松 美羽 X ZMP 谷口 恒

講演概要:世界から注目されるアーティスト小松 美羽氏を招待し、同氏の紹介や新しい作品を生み出すプロセスや作品に対する考え方の紹介いただきます。また、アートで考え、テクノロジーを創るZMP代表谷口 恒による対談を行います。

講演者について:信州を拠点に日本の風土が生み出すものにこだわり、神獣やもののけといった異形をモチーフに、繊細かつ大胆な筆致で死生観や死の美しさを表現。その活躍は銅版画、墨絵、ペン画、有田焼とのコラボレーション作品、圧倒的な疾走感で行われるライブ・ペイントなど多岐にわたる。大英博物館もその作品を収蔵、NYワールドトレードセンターにライブペイント作品が常設展示、2017年には「Tian Gala 2017」(北京)にて「Young Artist of the Year 2017」を受賞、世界が注目する気鋭の現代アーティスト
・小松美羽 オフィシャルサイト:http://miwa-komatsu.jp/

医療進化論~変化の向こうに幸せが見える~  
7月24日(水)16:30~17:30
医療法人社団 KNI 理事長 北原 茂実

講演概要:北原グループでは医療とは「いかに人が良く生き、よく死ぬか、その全てをプロデュースする総合生活産業である」と再定義し、このままでは破綻する日本の医療を救うための革新を起こすために2つの取り組みを行っています。本講演では独居高齢者が増加する社会に向けた新たな取り組みや以上の産業化に向けた日本医療について紹介いたします。

講演者について:1953年、神奈川県生まれ。医療法人社団KNI(Kitahara Neurosurgical Institute)理事長。
1979年、東京大学医学部を卒業後、同大学病院脳神経外科にて研修。1995年、東京都八王子市に北原脳神経外科病院(現・北原国際病院)を開設。救急・手術から在宅・リハビリテーションまで一貫した医療を提供すべく、現在は八王子市内に4施設、宮城県東松島市に1施設を経営している。
・北原病院グループ:http://www.kitaharahosp.com/group/
・医療みらい創生機構:http://www.iryoumirai.or.jp/index.html

「超・長寿」とポジティブ医学
7月25日(木)16:30~17:30
慶應義塾大学 医学部腎臓内分泌代謝内科 教授 伊藤 裕

講演概要:私は、「医療」とは自らが心身の状態を知り、その情報を共有する共生体として、全員が幸福になる世界の実現を目指す姿勢と捉えます。今や、人生100年時代を迎え、特に110歳を超えて生きる(超・長寿)は容易ではありません。本講演では、「幸福寿命」の延伸を目指す「ポジティブ医療」について、幸福とこころ(アート)、心体や人間関係と「ホルモン」の関係、AIやIT技術による「幸福」の実現について現在の取り組みとその未来について紹介します。


講演者について:専門は、高血圧、糖尿病血管合併症、内分泌代謝学、抗加齢医学など多岐に渡り“内臓のプロフェッショナル”として活躍。メタボと生活習慣病、心臓病、腎臓病、脳卒中の関連を明らかにした“メタボリックドミノ”を世界で初めて提唱し、国際的にも“メタボリックドミノ研究”の第一人者として、生活習慣病の軽減を目指す。研究分野では、高峰譲吉賞など数多く受賞。現在、日本高血圧学会理事長

招待講演
オープンイノベーションのススメ
7月26日(金) 16:00~16:30
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) イノベーション推進部 統括主幹 吉田 剛

講演概要:日本企業を取り巻く競争環境が厳しさを増す中、世界中に広がるリソースを活用するオープンイノベーションは、企業経営の中で実践しなければ生き残れない必須の戦略となった。本講演では、企業がオープンイノベーションに取り組むにあたってのポイントについて解説する。

講演者略歴:
1991年 NEDO入構
1995-96年 スタンフォード大学客員研究員
2005年 早稲田大学国際経営学専攻MOTプログラム経営学修士(MOT)
2008-11年 NEDOニューデリー事務所長
2013-15年 スマートコミュニティ部主幹
2015-18年 総務部総務課長
2018年10月 イノベーション推進部統括主幹、ベンチャーの技術開発助成等の起業家支援業務に携わる

規制のサンドボックスの推進とSociety5.0への道
7月26日(金) 16:30~17:00
経済産業省大臣官房 審議官(前内閣官房日本経済再生総合事務局参事官) 中原 裕彦

講演概要:第4次産業革命の変化のスピードは早く、かつ、急激であり、世界は大きく変化している。こうした中で、AI・IoT・ビッグデータ・ブロックチェーンをはじめとする革新的な技術やビジネスモデルの実用化を早期に行い、革新的な商品・サービスを間断なく創出することで、生産性を飛躍的に向上させるため、生産性向上特別措置法に基づき、新技術等実証制度(いわゆる「規制のサンドボックス制度」)を導入した。既にFinTechのみならず、IoT、ブロックチェーン等を医療、環境等の野で活用するものなど、8件の実証計画が主務大臣の認定を受けている。この講演では、Society5.0の構築に向けて、規制のサンドボックス制度を活用するための実証計画の策定のポイントや検討の指針などについて解説する。

講演者略歴:
1991年 東京大学法学部卒業、通商産業省入省、大蔵省証券局総務課、米国コーネル大学 Ph.D.candidate、法務省民事局参事官室、中小企業庁制度改正審議室長、経済産業省知的財産政策室長、内閣府規制改革推進室参事官、経済産業省産業組織課長等を経て2016年から現職。規制のサンドボックス制度の創設に尽力。

特別講演

東京藝術大学 博士論文 ロボットテクノロジーの応用による”夢”の実現 宅配ロボット「CarriRo® Deli」のデザインと実証実験

7月25日(木) 13:00~14:00
株式会社ZMP 代表取締役社長 谷口 恒

講演概要:テクノロジー思考とアート思考が融合した情緒的ロボットを目指した。アート思考で本能的に感じる楽しさ、面白さ、 美しさなど感性によって生み出される情緒的サービスを作り、それは一方的にサービス提供を受ける受動的でもなく、自分でサービスを選びすべてやる能動的でもない、第三の中動的生活シナリオである。

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