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ZMPにはどのように出会ったのですか?

学生時代からロボティクス医療応用として、義手やリハビリ機器の研究開発をやっていて、大学在学中には、ZMPを含め技術系企業でインターンやアルバイトをしていました。修士を終えて、働きながら技術を深めていくことが、成長スピードも早く、自分に向いていて、何より面白いと気が付きました。短い期間で最大の成長カーブを描くには、即戦力で現場に入れる環境がZMPにはありました。今のようにまだ多くの情報が出ていたわけではなかったので、ZMPの展示会に行って直接社員の方とお話しする機会を自分なりに模索しました。インターネットにある会社情報を見てみたり、社員の方のお話を聞く中で、皆さん割とフランクに真摯に話してくれて、期待どおりの会社だと思いました。一方で、実際には働いてみないとわからないと思いましたので、インターンシップを活用して、マッチングをみることにしました。

インターンシップはいかがでしたか?

フランス人のソフトウェアエンジニアの方にチューターをしていただいて、業務も会社の雰囲気もとてもよくわかりました。わからないことがあれば、まずは自分で調べて改善して、チューターにステータスを共有して、という仕事の流れがよくわかりましたし、自分とZMPのマッチングを確認することができました。

なぜロボティクス?

小さい頃は、まわりにお年寄りがいる環境で育ちました。曾祖母がケガをして歩けなくなり、その後、動けなくなってしまいました。その後、老化のスピードはとても早く進み、老衰していってしまったんです。ケガをして、移動ができなくなって・・・という負のスパイラルを変えたい、移動を自由にしたい、と強く思いました。そこで、大学では、リハビリ機器、回復系の技術の研究開発を学びました。残存機能の改善や向上を目標とするリハビリ機器研究をする中で、「移動の自由を作り出す」という目標に、よりダイレクトにアプローチしたいと思うようになりました。そこで、自動運転やロボティクスにシフトすることにしました。

現在担当している仕事内容は?

入社からずっと車両部品の自動試験システムの開発を担当しています。1年目はエジプト人の先輩リーダーエンジニアのサポートがメインでした。車両設備、システム構築、実験やデータ解析と本当に様々なことをやらせていただきました。先輩方は、考える余地や自由を残しつつ、仕事を振ってくれるので、有難かったですね。機能開発、シミュレーション、実機試験、データ分析、改善と新しい技術を学びつつ、自分の中で心地よいサイクルができ始めました。
2年目の途中に「もう少ししたらリーダーを任せたい」と言われました。知識や経験は増えてきたものの、プロジェクトもレベル4に切り替わるタイミングだったので、挑戦でした。自分は、学生の頃から、チームをぐいぐい引っ張ってリーダーシップを取るというよりは、もくもくとエンジニアリングをやるポジションでしたし、正直まだ技術だけやっていたいという気持ちもありましたね。また、自分の中でリーダーシップの方法論が明確になっていないのがリスクだと感じてもいました。先輩もそんな自分を支えてくださっていたので、まずはやってみようと思いました。とにかく手順をしっかり踏み、スケジュールとリソースを踏まえ、様々な技術的なアプローチから現実的に可能な方法は何かを考えつくし、計画をチームでレビューしてから開発や実験に取り掛かるようにしました。客観的データを論理的に積み上げて、チームを召集して、説明をして、合意を取って、失敗を可能な限り最小化する方法を取るようにしました。これが僕なりのリーダーシップのやり方だと思えるようになりました。また、この(僕達の)プロジェクトは優秀なエンジニアのメンバーに恵まれ、現在まで多くの技術的なチャレンジをチームで達成してきています。

あなたにとって、ZMPで働く理由とは?

最短距離で自分が思い描くエンジニアになるには、自ら判断をする経験をどれくらいしたかだと思っています。周りの方々を巻き込んで想像の幅を広げることや、実世界で動くロボットで身体性を持った学びを深めることなど、精確な判断に必要な要素を経験からスピード感を持って実感することができるからです。そのための環境がZMPには備わっていて、唯一無二の企業だと感じています。今、ご一緒させていただいているお客様には本当に感謝していて、そのお客様の試験場にお邪魔するときは、頂いたキャップを、自宅から被ってご訪問するようにしています。

ズバリ、仕事に対する満足度は!

満足しています。プロジェクトの中で技術を学びながら、プロダクトを生み出せる環境は入社前に描いていた以上のものがあります。

今後、どんなキャリアを築きたいですか?

ロボット技術を製品化し運用できる技術者になることです。「昔はこれを人がやってたんだって」と、言われることを多くの分野で実現したいと思っています。
ロボットを社会実装するためには完成度を高め、安全性や信頼性を向上させることが必要です。そのために専門性を磨き、新しい技術を学び続けたいと思います。
誰もが隣にロボットがいて、自分の身を委ねても安心して生活できる環境を創造していきますので、皆様お楽しみに!

1日の仕事の流れを教えてください

出社後は緊急なミーティングがなければ、それまでに来たコードのレビューリクエストをチェックしたり、その日にあるミーティングのための資料の準備をします。その後は実験データの解析や必要機能の開発やシステムデザインについてプロジェクトのメンバーとディスカッションします。
ランチは近くの中華や和食レストランに行き、同僚とプロジェクトの話から週末の予定などを話したりしてリラックスして過ごします。
午後は午前中の開発の続きやそれに関するディスカッションやミーティングを行います。

新卒の皆さんへメッセージをお願いします!

入社の前後で期待と現実のずれが少なくなるよう、自分が仕事で大切にしたい要素を絞り込み、その軸で様々な会社を見て、後悔のない就職選択をしていただければと思います。
ZMPでは自分ができる少し上を求められ、それを支え、応援してもらえる環境があります。正解のない問題に対して果敢に挑戦を続け、自ら学び続ける人には楽しい環境だと思います。

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