Q1.どれくらいの期間で産休・育休を取りましたか?
当初は1年間取る予定でした。ですが、2つの理由で2年に延長することになりました。まず1つ目が託児所が見つからなかったからです。2つ目が、母国のインドに帰ってからコロナが原因で日本に戻って来られなくなってしまったからです。出産後すぐにコロナが広まり、インドに帰国することができませんでした。感染状況が落ち着いて遂に帰国できたら、再び状況が悪化してしまい、日本に再入国ができなくなってしまいました。初めの計画とは違って、最終的には2年間となりました。Q2.産休・育休を取ることに対しての同僚からの反応はどうでしたか?
みんな理解してくれて協力的でした。私が妊娠していたのを知っていたので、お休みを取ることに対しては驚きの反応はなかったですね。妊娠中の際も、お昼を外食するときは近場を選んでくれるなど気遣いをしてくれました。とても優しい同僚がいてうれしいです。Q3.日本での出産に心配はありませんでしたか?
初の出産だったということもあり、どういった感じなのか分からず、日本での出産が大変になるかということも考えていませんでした。なるようになるさという感じでした(笑)。実際、病院には11日間入院していて、医師や看護師との会話はお互い片言の日本語と英語でしたが、問題なく出産を終えました。Q4.産休・育休の間はどのように時間を過ごされましたか?
とにかく忙しくてまさに光陰矢の如しでした。ほとんど常に赤ちゃんの面倒を見ることに時間を費やしていて、特に初めの6か月は2時間ごとに食事を与えるなどで、自分の時間は全然なかったです。Q5.休みを取るにあたって仕事の心配はありませんでしたか?
働き始めてからこれが初の長期の休みだったこともありとても心配でした。仕事場の状況を知ることができないことや自身の知識の成長が止まってしまうことは怖く、特に休みを延長したときはなおさら心配になりました。Q6.仕事に復帰するプロセスはどうでしたか?
復帰1か月前にマネージャーが会社の現状説明をしてくれました。このおかげで産休・育休前の状態に1〜2週間程度で戻ることができました。先ほど言ったように、当初は休みを取ることに対して不安でしたが、実際はスムーズでなにも心配がいりませんでした。Q7.産休・育休を取る前と後で生活スタイルに変化はありましたか?
子どもが生まれる前は、仕事にしか専念していませんでしたが、今は子どもにも専念しないといけません。託児所に連れて行き、お迎えにも行く必要があるので、その時間が何より重要になりました。Q8.ワーク・ライフバランスはどのように保っていますか?
仕事で一日中子どもと時間が過ごせないので、託児所からお迎えした後に一緒に時間を過ごすようにしています。その時間は思いっきり遊んで愛情表現をたくさんしています。そして最も、夫のおかげであると思います。彼も在宅ワークが多く、私が仕事に集中しないといけない時は彼が赤ちゃんの面倒を見てくれます。とても協力的な夫がいるからこそワーク・ライフバランスが保てています。Q9.産休・育休を取ろうと考えている人へのメッセージをお願いします
子どもが生まれると睡眠不足になったり、自分の時間が無くなったりしますが、赤ちゃんの可愛い笑顔を見たら吹っ切れちゃいます。とても成長が早く、この成長段階を見られるのはこの時でしかないものです。親として、たくさんの時間を費やしてこの成長過程を見られることは重要です。一生に一度の経験なのでこの時を楽しんで宝物にしてほしいです。© ZMP INC. All Rights Reserved.