電車
自動運転は電車の分野でも開発が進められています。日本でもJR東日本が山手線をドライバーレス運転に向けた自動運転試験を公開し、周囲の環境や前後列車の間隔などに応じて走行パターンを変更できるように最適化して運行する「高度なATO(Automatic Train Operation:自動列車運転装置)」の開発を目指しているようです。
既に一部の電車では自動運転が実装されており、下記の路線では無人運転が行われています。
・日暮里・舎人ライナー(東京都)
・ゆりかもめ(東京都)
・ディズニーリゾートライン(千葉県)
・シーサイドライン(神奈川県)
・リニモ(愛知県)
など、上記の車両と通常の車両との環境の違いとしては、上記は高架やトンネル内を走行しており、人が飛び出すなどの状況が起こりづらい環境のため自動運転を実現しやすい環境であるといえます。踏切や平地などの環境を走行する在来線は、人の介在の可能性が存在するため自動運転の実用化が進まないという原因がありそうです。
その一方で、ドイツの都市ポツダムでも、世界初となる無人路面電車(トラム)が実際の線路を使用して初の走行実験を昨年に実施しています。この車両は自律走行型に改造された底床路面電車コンビーノ(Combino)として開発され、車両を開発したのは、エンジニアリング企業のシーメンスという企業です。
路面電車の走行はあくまで実証実験という位置づけで行われていますが、同社の見解では、実用化はまだ先のことだが、より広い分野の無人運転技術に貢献することになりそうという見解とのことです。
完全自動運転は、少し先の話かもしれませんが、より多くの人を乗せることができる車両であるため、社会的なインパクトも大きいと思われます。
その他(カスタマイズ)
上記の乗り物やモビリティ以外にも、
今後自動運転・自律移動の技術の適用のフィールドは広がっておりいます。
特定エリアの中で人が動かすもの、例えば、EVやトロッコ、クレーン、農機、アミューズメントパークの乗り物、レーシングカーなど様々なモデルや機械へ応用が可能と考えられます。
ZMPでは、「Robot of Everything 人が運転するあらゆる機械を自動化し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」、というミッションの元、自動運転技術を活用した自動化の支援を行っています。
そのサービスとして自動運転ソリューションサービスがあります。
これにより、ユーザーやお客様の要望に応える製品やカスタマイズに対応いたします。
自動運転ソリューションサービスについては下記を参照いただければと思います。