自動運転レベル5にはどのような特徴があるか?
自動運転レベル5の機能の特徴として、自動車の操作から完全に解放される状態になります。
そのため、車両のペダルやハンドルがないという従来のクルマの概念を超えた車両も登場すると考えられます。また、シートや車内のレイアウトについてもベッドが搭載され、ミーティングテーブルが設置されているなどこれまでの自動車の概念が覆るようなデザインが可能になります。
ハンドルやステアリングのない車両についてはGoogleが走行試験で活用していた車両が有名です。また、アメリカのゼネラルモータース(GM)も、2019年にハンドルのない車を市場へ投入するという発表を行っています。
(出展:ゼネラルモータース)
完全自動運転になることで自動車の車室内での時間の過ごし方も変わってくると、走行中に車内を移動して打合せを行うといった行為も出てくる可能性がありますが、自動運転車両走行中の安全基準などの検討も必要になってくると考えられます。