Q. CarriRo Connecting Partnersとはどのような取り組みなのでしょうか?
CarriRo Connecting Partnersとは、ZMPのAGV(無人搬送車)であるCarriRoを中心として、物流現場の作業工程全体をつなぐ企業間ネットワークです。
そもそも工場や倉庫の中では多くの作業工程が存在します。例えば、荷物はトラックに載ってバースと呼ばれる入出荷のエリアに運ばれると、検品が行われ、ラックや棚などの保管場所へ移動されていきます。そして、出荷の際には、必要なものだけが取り出され、再びバースへ運ばれていきます。
この一連の流れの中で、CarriRoが自動化できるのは主に搬送の部分であり、搬送の前後には人の手が必要になります。そこで、CarriRoと入荷時の検品や出荷時のピッキングといった作業を連携することにより、人の手を必要とせず、費用対効果の高い自動化の仕組みを作ることができます。
このように、CarriRoができることをさらに増やすため、他の企業と協力することで、お客様にトータルソリューションを提供することがCarriRo Connecting Partnersの目的となります。
Q. 具体的にどのようなソリューションがあるのでしょうか?
例えば、「RFID搭載パレットとの連携ソリューション」があります。
本来の無人フォークリフトは、どこに何が置いてあるのかを認識することはできません。そのため、棚から荷物を取り出す際には、荷物の名前とその場所を人が指示する必要がありました。
そこで、CarriRoに取り付けたアンテナから荷物に貼られたICタグの電波を読み取り、荷物の場所を自動で特定することで、人を介さない荷物の移動と在庫の位置管理ができるようになります。これにより、荷物の名前を送るだけで、CarriRoが自分で場所を探し、取り出せるようになりました。
◆RFID
RFIDとは、Radio Frequency Identifier(無線周波数識別子)の略で、電子情報を登録したRFタグを電波または磁界を放つ専用リーダーで読み取ることで、情報をやり取りする非接触通信です。複数のタグをある程度離れた場所からでも読み取ることができるため、商品の検品や在庫管理に活用されています。
Q. CarriRo Connecting Partnersはどのような経緯で生まれたのでしょうか?
Q. お客様がCarriRo Connecting Partnersの連携ソリューションを活用するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
まずは、倉庫・工場の無人化可能な作業を拡張することができるという点にあります。また、あらかじめ連携の取れているこのネットワークを活用することで、リーズナブルなコストでスピードの速いソリューション開発を可能にします。
また、参加企業が増加することによって、各分野で秀でた企業、ユーザー同士が集まりやすくなり、未だ見ぬ付加価値やソリューションを生み出す可能性があります。この開発ハブとしての環境も、お客様に費用対効果の高いソリューションを提供できるという点でメリットとなります。
Q. AGVを軸にした物流DX推進ネットワークを「ZMP」が作る強みはどこにあるのでしょうか?
Q. CarriRo Connecting Partnersのこれからについて教えてください
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